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リワーク日記39 うつで休職中の私が転職エージェント経由で求人に応募してみたら起こったこと

前回に引き続いて転職エージェント体験談を書いてみたいと思います。

前回の記事の通り、転職エージェントさんは鬱で休職しているという条件をさほど気にかけていないようでした。むしろ主治医が社会復帰にOKを出しているのなら、それを盾にとれば良いというスタンスのようだとお伝えしました。

思いのほか強気にも感じますが、それはたまたまそのエージェントさんがそういうスタンスだっただけでしょうか?

どうやらそうではないようです。

あの後、別の転職エージェント会社にも登録して、エージェントさんと同様の話をしたところ、やはり主治医がOKならそれで良いと言われました。ついでに経歴書にも「休職中」だけでなく「主治医から社会復帰可と判断を受けている」と書いてしまえとアドバイスをもらいました。押し切る気満々です。

能力や経験のみに焦点を向けさせてくれるという点ではとても頼もしい援護です。

さて、前回の記事では書類通過率は10分の1と言われたと書きました。私自身は20分の1くらいではないかと低めに見積もりましたが、実際はどうでしょうか?

前回の記事執筆時点から本日までの間に、転職エージェント会社2社合計で94社に応募しました。すごい応募数ですね。どちらのエージェントからも応募基準のハードルは下げて数を稼げとのアドバイスでしたので、素直に従ってみた結果たった1週間でこんなに応募数が膨れ上がってしまいました。

現時点ではまだ全ての結果は判明していませんが、中間成績をまとめてみたいと思います。

○書類選考 途中成績(2023年1月21日時点)
応募総数:94社
選考中:36社
落選:57社
書類通過:1社

落選率:61%
書類通過率:1%

なんと、94社応募して書類通過したのは今のところ1社のみ!実に100分の1という驚異的な通過率でした!!低い!!!だからそんな一流企業の求人ばかりよこすのはどうなんだと言ったんです。

まあ、まだ選考中の会社もあるので最終的な数字ではありませんが、恐ろしく低い中間成績ですね。20分の1という想定すら楽観的すぎでした。いやあ、びっくりです。おかげで連日大量の不合格通知に見舞われています。一体何社受ければ採用まで辿り着けるんでしょうね??

とはいえ、私もそこまで求人票をじっくり見て応募しているわけではないので、不合格通知がいっぱい来ても、そんな会社も受けていたっけというくらいの他人事感覚です。94社も応募してれば、どこに応募していたかなんてろくに覚えてません。応募するだけならワンクリックでできてしまいますので。

裏を返すと、書類通過した1社もどんな会社だったかよく覚えていなかったので、慌ててホームページと求人票を見て準備を始めているような有様です。本当にそんなやり方で良いのかよくわかりませんが、エージェントさん、これで合ってますか…?

ところで、エージェントさんに聞いたところ、同じ落選でも理由は2種類あったようです。一つは「経験・能力が合っていない」というもの、もう一つは「経験は合っているが、他の応募者の方が良かった」というものです。本当の理由かどうかはわかりませんが、興味深いですね。企業が求める経験・能力の要件から全く外れる求人に飛びつくよりは、経験は合っていると考えてくれそうな企業への応募を増やす方が打率は高まるはずです。

そこで、後者の「経験は合っているが…」という企業に何か傾向や共通点はあったか聞いてみたところ、業種や業界内での立ち位置、扱う商材におおよそ似通った傾向が見られそうでしたので、類似の求人を多めにしてもらうよう依頼しました。

ちなみに、2社ほどから書類選考段階で「休職理由は何か?」と質問を受けました。やっぱり気になるんでしょうね。ご期待に応えて、うつのことをストレートに回答しておきました。嫌なら先に落としてくださいね。お互い無駄は省きましょう。ついでに、エージェントさんにはいちいち私に確認を取る必要はないので、今後他社から同様の質問があったら同じように回答しておいて良いですよと言っておきました。そういえば、その2社からはまだ返事が来ませんが、扱いに困ってるんでしょうか?まあ、うつ経験者をどう評価するかはそちらの問題なのでじっくり考えてください。

というわけで、大量応募を開始して1週間時点での書類通過率の中間成績は1%でした。衝撃的な状況と思われるかもしれませんが、日本には約400万社ありますので、まだそのうちのわずか94社にしか応募していません。このペースならあと9週間あれば1000社に応募できてしまうかもしれませんね。当面は同じように大量応募を続けていきたいと思います。通過率データも随時更新できればと思っています。

その前に面接頑張ります。まずは社名を覚えないと。

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