kazuki ichikawa

はじめまして、理学療法士をしております市川です。現在、千葉県の回復期病院で働いています…

kazuki ichikawa

はじめまして、理学療法士をしております市川です。現在、千葉県の回復期病院で働いています。  新設の新人教育並びに日々の臨床についてのアウトプットをしていこうと思っています。拙い文章になるかと思いますが、温かく見守って頂ければ幸いです。 認定理学療法士(運動器)

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最近の記事

上半期を終えて。

早いもので、もう10月、 上半期が終わり、すでに下半期に移行しています。 まだまだ残暑が続き、秋へ変化するのかはいつになることやらと考えているところです。 さて、新人さんには変化が3つもありました。 自分担当の患者さんが3人となりました。👏 →その分、業務量も増え残業も増えてしまいました‥(泣) 自ら患者さんのことについて相談し多職種へ連絡することが出来るようになってきました。👏 →新人さんのことについて、多職種の方から自分へ報告や相談が増えました。病棟やリハ室でも自ら

    • 現在の立ち位置

      気づいたらもうすぐ6月も終わり、今年の半分が終わろうとしています。そんな中、梅雨明けが発表されたので、蒸し暑い夏がもう来るのかと戦々恐々としています。。。 さて、 かれこれ新年度が始まり、はや3ヶ月が過ぎようとしています。 そんな中、 新人さんは変わらず元気に仕事をしており、最近患者さんと話す際に笑顔が増えたように思います。業務も良い意味で慣れつつあり効率的に動けている場面も増えました。 PDCAサイクルも以前は行動する際にまず、プラン(Plan)がないと実行できな

      • PDCAってなんだっけ

        5月ももう終わりを向かえますね。 こちらは4月の新チーム発足から2ヶ月が過ぎようとしています。 新人さんの患者さんもカンファが終わり、方向性も決まったため、あと必要な動作をピックアップし退院に向かってやるだけです。 本日、新人さんと現在の患者さんの進捗状況と月に一度決めている目標についての振り返りをしました。 今年度から月毎の目標を自ら決め実行するという試みを行っており、週に一度振り返りを行い目標の到達度を共有しています。 先月と今月は ~自ら積極的にコミュニケーシ

        • 目標設定とhopeの考え方

          こんばんは、 今回は私も新人さんと一緒に悩んだ症例について記載させてもらいます。個人情報は載せることができないため、抽象的な表現となりますが、お許しください。 患者さんは脳梗塞のXさん 病前は自宅で奥様と過ごされており、杖歩行にて移動し生活も自立していました。 今回の発症により、車いすベースでの生活で介助も必要で歩行時も中等度の介助が必要な状況です。 身体機能としては、 Brs-T:上下肢ⅴ 手指ⅳ 筋力:下肢体幹筋MMT3レベル 深部感覚障害重度鈍麻 BB

        上半期を終えて。

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        • リハビリ新人教育
          2本

        記事

          自ら行動すること

          こんばんは🌙 4月も半ばを過ぎようとしています。 新入職員の方はまだまだ慣れないことが多く大変なことも多いかと思います。新人さんも2年目に突入しやっと慣れてきたところなので、ゆっくりコツコツその人の歩幅で成長して行ければよいのかなと思っています。 さて、新年度になり、初めて見てくださっている方もいるかと思いますので、この記事を書く理由を再度伝えさせていただきます。 新人さんは2年目の理学療法士です。 自分は理学療法士協会でいう実地指導者にあたる役割で新人さんのバイザーをし

          自ら行動すること

          年度末

          こんばんは、お久しぶりです。 最近は忙しい毎日を過ごしていたため更新できなかったです、 さて、最近の新人さんはと言うと。 今は受け持ちの患者さんが二人、てもこの3ヶ月くらいで4人ほど患者さんが入れ代わりコンスタントに二人は自分で管理しながらできるようにはなってきました。しかし、理学療法の過程で動作の問題点を明確にできず退院したあとの生活を考えることができないこと、治療をどのように行い、目標を示しながら進めることはまだ苦手なように思います。 でも、最近自ら発信することが

          症例発表

          こんばんは!! 最近、全国的に地震が多いですね‥師走だからといって地震も忙しくならなくてよいのですが、こればかりは自然現象なので、身を任せるしかないのでしょうが‥ さて、今回は新人さんが先輩PTに対して症例報告を実施しました!! 今回の発表は担当のH様の中間報告の意味合いもあり実施されました。 自分が患者さんに対しどこを問題点として考え目標を設定し、どのような治療を行いどこが変わり、どこが課題として残っているのか、 と、 ざっくりいうと治療の効果判定と今後の目標に向けての課

          少し成長したかな…

          新人さんが入職し半年以上が経過しました。残すところ今年もあと2ヶ月… 早いものです。 さて!! 新・勉強会が発足しました。 今回、動作分析を行うにあたり対象は先日の脳梗塞の担当患者さんでやることになり、実はもう二回終えました。 今回、 現象:下肢の振り出し位置にバラツキがあり、ふらついている 問題点:下肢の失調症状、深部感覚障害 をあげてもらいました。 問題点を上げることができたことは良いことで成長かと思います!! しかし、どうしてその問題が生じていて、何

          少し成長したかな…

          新・勉強会

          さむくなり、衣替えをし始めました… 私の近況報告はいらないですね笑 さて、新人さんの近況報告ですが、 現在同時に二人の患者さんを担当しております。二人目の新患さん(以下、H様とします)は評価が終わり治療に入っているところです。先日カンファが無事に終わりましたが、これまでが大変でした。 ある程度、認知もしっかりされてて動けているため回復が早く、新人さんがH様の動作改善に対しついていけていない感じがしました。もともと、自転車で買い物へ行ってた方なので、生活場面では杖を使っ

          進展と新しい試み

          10月に入っても朝から晩にかけて寒暖差があり、過ごしやすい秋を感じることができずにいる今日この頃です。 新人さんも下半期に入り入職してから半年が経過しました。 新人さんに 「早いね〜もう半年経ったよ」 と伝えると 「時の流れが早すぎてついていけないです。あっという間に一年、十年が早く過ぎちゃちゃいそうです…」 時の流れは早いとは思うが、十年は言い過ぎだな… と思いながら頷いておきました笑 さて、今回は2点の事で進展がありました!!  まずは新人さんがまた一人

          進展と新しい試み

          上半期を終えて

          あっという間に 9月が終わってしまいました‥ 早いものですねー 今回、新人教育チームで上半期の振り返りをしました。 大きく分けて、 ◎患者様に対しての接し方、社会人としての礼節 ◎報連相ができたか ◎理学療法プロセスについて ◎他部門、スタッフと患者さんについて話し提案や意見交換ができたか ◎自己学習に努めたか について振り返りました。 ◎患者様に対しての接し方、社会人としての礼節 これは普段から真面目で挨拶や時間厳守などは出来ており、患者さんからも丁

          上半期を終えて

          ついに、新患の担当へ

          また記事の更新間隔が空いてしまいました。 実は最近まで目まぐるしく、環境が変わってきています。 まずは、8月中旬頃… 遂に、新人さんが担当を持つことに 診断名は脳梗塞、70歳代男性。 覚醒低く、口頭指示が入りにくいため協力動作は得られにくい。介助量はすべての基本動作に必要で中等度から全介助を要する。 介助量は多いですが、麻痺の程度は弛緩性というより共同運動から分離運動への移行期のため麻痺側下肢の支持性は得られていました。そのため、移乗動作や立位保持ではこちらの誘導

          ついに、新患の担当へ

          目まぐるしい環境の変化と新たな試練

          オリンピックが終わり、台風が来て、台風一過で猛暑… 目まぐるしい環境の変化の中でクーラーと屋外の気温差にやられそうですね。 新人さんも目まぐるしい環境の変化に食らいついているところであります!! まずはパーキンソン病の患者さんの退院が急遽決定し、その対応に追われていました。カンファは無事に終えましたが、患者さんは入院当初から家のことが心配でメンタルも落ち、リバビリどころではなくなったため、急遽今週退院と決まりました。 かれこれ、2週間ほどの担当でしたが、彼女なりに考え

          目まぐるしい環境の変化と新たな試練

          ついに、担当を持つ

          梅雨明けから灼熱の暑さが続いていますね。こんな暑い日が続いているさなかオリンピックも行われているとなると、選手の皆さんには熱中症には気をつけて無事に終えて欲しいですね。 さて、こちらもアツイ展開となってきました。新人教育チームは新人さんに担当を持ってもらうことを決めました。 これまでの経緯としては、代行介入をしながら新患が来たら先輩と共に付き添って対応や初期評価、カンファレンスまでの流れなどを確認していました。付き添っての対応としては評価、治療を新人さんが実施し先輩ととも

          ついに、担当を持つ

          カンファ前チェック

          こんばんわ。 梅雨入りで関東もジメジメするような日が続いてますね。こんだけ雨が多いと気も滅入る気がしますね。。。 さて、記事の更新が滞ってしまいましたが、新人さんが入職し早くも3ヶ月が過ぎました。現在は、代行介入だけでなく3人の患者さんに協力を頂きながら評価、治療プログラムの立案に至っています。当院では入院から2週間でカンファランスを、多職種で行い今後の方向性を決定するので、それまでにカンファの資料作りとカンファ前にリハ部門で相違がないかをチェックするカンファ前チェックを

          カンファ前チェック

          まとめ、終わり、新たな一歩へ

          こんばんは。 前回は新人さんが実習から得た評価結果を自分なりにまとめ発表する前段階でもがいている様子を伝えました。 やはり、評価した結果から動作の中でどこが問題なのか、何が原因でその動作が出来ないのかということがわからず治療方針や目標設定が出来ないようでした。 また、実習をやっていないため、文献や経験もないためどこまで今後良くなるかが理解、想像できずその点を理解することが難しいようでした。 なんやかんやでA4の紙にまとめてもらい、先日、セラピストの前で発表をしてもらい

          まとめ、終わり、新たな一歩へ