ついに、担当を持つ
梅雨明けから灼熱の暑さが続いていますね。こんな暑い日が続いているさなかオリンピックも行われているとなると、選手の皆さんには熱中症には気をつけて無事に終えて欲しいですね。
さて、こちらもアツイ展開となってきました。新人教育チームは新人さんに担当を持ってもらうことを決めました。
これまでの経緯としては、代行介入をしながら新患が来たら先輩と共に付き添って対応や初期評価、カンファレンスまでの流れなどを確認していました。付き添っての対応としては評価、治療を新人さんが実施し先輩とともに考えながらカンファレンスまでに目標や予後を考えていく。
そんなことを3回ほど繰り返していました。
しかし、中々自分の意見がまとまっておらずカンファレンスまでの時間も決まっているので先輩と一緒では新人さんが考え行動する時間が足りずまた自分が担当という認識も乏しい部分が垣間見えました。
当院は回復期病棟以外に一般病棟(急性期)、療養病棟があります。今までは回復期の患者さんしか見ておらず、回復期の状態が変化するスピードについていけていない節がありました。
そこを考慮し、
今回は療養病棟の新患さんを担当してみよう!!と。
疾患はパーキンソン病、比較的若い方で動作緩慢さがあり日内変動あります。今回の入院は1ヶ月限定で身体能力の維持、向上を図り自宅での移動がスムーズに行えることが目的の入院となっています。
方向性が自宅で決まっており、進行性の疾患で一日の中で動作が変わる中、身体機能、生活リズム、自宅環境に着目しどのような環境設定をして、ご自宅へ帰って頂くかが課題になるかと思います。
これから、自分の考えをまとめアウトプットする機会を設けつつ現段階での問題点とそれに対する治療、目標設定が定まってくれば治療内容にも具体性が出てきてくれると考えています。
また来週、どのように仕上げてくるか楽しみです。