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vol.2 6月前半

6 月 1 日(土)

初日が土曜なので 2 連休。
移住してきたのは 5 月 28 日である。
5 月 30 日に家電量販店で冷蔵庫と洗濯機を購入。
終日ダンボールの開梱、整理などに明け暮れる。
台所の環境整備が、最優先事項である。食がすべての基本ゆえ。


6 月 2 日(日)

午前中、道の駅むろね、道の駅かわさきを巡る。日曜日だからか、とても賑わっていた。特に川崎は市中心部に近いからなのか大変混雑していた大人気。道の駅は野菜が新鮮で安くて素晴らしいですな〜。
帰宅してから敷地内の草むしり。外来植物が生えているから退治しておくよう近所の方に言われていたので励む。
草をむしり終えて屋内で荷物の開梱などをしていたら、突然ギックリ腰!
なぜ?!
その直後に、冷蔵庫と洗濯機が届く。
激痛で悶絶。些細な動きもままならない。冷蔵庫と洗濯機の到着を喜ぶ余裕なんて、なかった。


6 月 3 日(月)

ギックリ腰で大変。痛くて寝床から起きあがれない。
しかし今日は初日である。
スーツを着なくてはならない。しかし腰が痛すぎて靴下を履けない。屈み込んで靴紐を結ぶというのも困難を極める。革靴もなかなか履けない。大変な初日となった。
なんとかかんとか東山支所へ行き、本日の打ち合わせをし、市庁舎へ赴き、市長と対面、ご挨拶。
ギックリ腰の最中、階段の上り下りよりも、坂道を歩くことの方が腰に負担が掛かっていることを思い知った。超痛い。


6 月 4 日(火)

協力隊業務の管理・サポートをしてくれるハルノ企画さんにて、終日がっつり協力隊業務についてのレクチャーを受ける。


6 月 5 日(水)
6 月 6 日(木)
休み。ギックリ腰の回復を図るため安静に過ごす。


6 月 7 日(金)

東山地域の重要拠点を、所属している産業建設課の課長が案内してくださり、ご挨拶、名刺交換。
松川市民センター横の、二十五菩薩に感動!美しくて声を失う!もっと多くの人が観覧できるようにすべきじゃないかしら?!
石と賢治のミュージアム、知らないことだらけで好奇心を掻き立てられた!お話を書いた作家・宮沢賢治、という枠組みでしか認識していなかったので、深く知ってみたい。

夜は互助会の歓迎会。
役場に同い年の男性がいた。同い年というだけで安心できる不思議。


6 月 8 日(土)

快晴。朝から地域のグランドゴルフに参加。
80 代の大先輩方に囲まれて、初めての競技。力加減が想像以上の難しさ。全然カップインできない。でも、面白い。一緒にコースを回った先輩は、俺の年齢の、ちょうど倍。めっちゃ上手だった。プロのプレーヤーに違いない。
ギックリ腰の痛みはさほど気にならず、グラウンドを小走りで駆け回れた。

昼からは東山商店街の【輝楽里(きらり)】にてグランドゴルフの懇親会。成績発表。僕はブービー賞 (^^)
昔の商店街はこんなだった、あんなだった、というお話を聞かせてもらう。土地や地域の歴史を知っていくと、目の前の景色が立体的に見えてくるのが面白い。大先輩方のモチベーションに触発される。

夜は千厩夜市 300 回記念で神輿が出るよ、花火が上がるよ!と教えてもらったので行ってみる。かなり盛大なお祭りで、とてもたくさんの人出。若者もたくさんいた。動画を撮っていたら、市内の協力隊に声をかけられる。一回しか会っていないのに、よく覚えておられたことよ!と驚きました。有り難いこっちゃ。そこから、いろいろな人を紹介していただき、かわいいパンのマグネットをGETしてホクホクで帰りました。面白かった🌟


なんという、あいらしさであろうか


6 月 9 日(日)
食材の買い出し。


6 月 10 日(月)

午前中は東山支所でミーティング。
僕よりも 2 ヶ月前に着任している協力隊『さとん』の活動報告などを聞きながら、勉強。➡️ https://note.com/touzanwashi/

午後は協力隊の名刺デザインについて話し合う。デザインや地域おこしについて話せる人たちが身近にいるのは有り難いし、楽しい。価値観の近さは、居心地の良さ。


6 月 11 日(火)

東山支所・産業建設課に用意していただいたデスクで、協力隊通信の発行について考える。一関市の協力隊は 3 ヶ月に 1 回、協力隊通信というものを発行するのだ。活動報告のチラシである。
1 週間後には配布するというので大急ぎで内容を検討。しかしまだ着任してから平日で数えて 5 日目である。活動報告できるものが揃っていない。『無理せず来月でも良いよ』と言ってもらえたのだけれど、早い方が良いぞ、と直感が告げるので発行を目指して考えた結果、【とっても簡潔な自己紹介号】にすることを決め、内容を考え、パソコンで組み上げてゆく。
帰宅してからも作業を続けて 22 時完成。


6 月 12 日(水)

盛岡へ出張。
地域おこし協力隊の初任者研修。岩手県全域から 30 名ちょいが集まる。
研修は 13 時からなので、少し早めに盛岡入りして市内を散策。『ここは観ておくと良いでっせ』と教えてもらったお店を訪ねて回るが、12 時オープンのお店が多く、午前中は軒並み空振りで終わってしまった。
そんな中、櫻山神社と烏帽子岩に圧倒された。すごい場所だった。茅の輪くぐりが設置されていたので、潜ってきた。浄化されたに違いない✨

美しい空気感であった

詳細は別記事で ⬇️ 3つに分かれてます。

研修終了後 18 時から懇親会。
小麦アレルギーなのでビールは飲めないのだけれど、クラフトビール飲み放題のお店で、同席された方々とおしゃべりに興じる。
山田町の協力隊さんの話が面白かった!山田祭り、観に行きたい!
洋野町の協力隊さんも面白かったな〜 (^^)
20 時には辞去して一関へ戻る。


6 月 13 日(木)

協力隊通信の仕上げ作業を行い、データ入稿。
両面印刷で 2,500 枚。
午後は東山市民センターで、9 月 29 日(日)に開催される【唐梅館絵巻(からうめだて・えまき)】の全体会議。

会議終了後、開催日からの逆算で必要になりそうなことを考える。残りおよそ 3 ヶ月。観覧する人たちは、いつから来るのだろう?前日からだと宿は?当日の場合、公共交通機関はどうなっている?飲食できる環境は整っているのかな?広告・宣伝は誰がやるのだろう?どのように PR してきたのかな?今年は、どんな風に PR するのかな?現場で動くとしたら、何ができるかな?などなどなど、気になることを洗い出したり、自分にできることはあるだろうか、と思いついた事柄をノートに書き散らかす。


6 月 14 日(金)

休日。
一関清掃センターでリサイクル品の抽選販売をやってるよ!という情報を得た私は自転車で町内を駆け回りたいので行ってみる。
捨てるにはもったいないレベルの、とても綺麗な品が多く並んでいた。自転車がいくつもあった。タンス・棚の類が一番多かった。
ウンウン悩んで行ったり来たりして、自転車と小さな本棚の抽選に応募。
食糧の買い出しをして、午後は光回線の開通工事。
Wi-Fi 設置!
移住してから 2 週間ほど、スマホのテザリングで運用していたのだけれど、パソコンを接続するとギガの消費が凄まじく、通信量消滅の危機に瀕していたので、これで安堵。


6 月 15 日(土)

紫波町で【本と商店街】というイベントがあるよ、ハルさんは本が好きだって言うし、商店街の活性化の参考になるのでは?と教えていただいたので、行ってきた。

トークセッションの会場 @ 日詰平井邸2階

詳細は別記事で ⬇️ 4つに分かれたボリューム大!

15 時からのトークセッションは前日にチケットを購入し観覧。
文筆家・木村衣有子 x ツバメコーヒー・田中辰幸「本と店と町の編集をひとつながりで考えてみる」
というもの。

めっちゃ良かった!これを聴けたことが最大の収穫だったと言っても良いぐらい、とても感銘を受けた。実践してきた人の体験談を生で聴けるのは、本当に有り難い。とても貴重なお話。お話を聞き終えてから、田中さんが作った、凝りに凝った装丁の書籍を 1 冊購入。

本を作った人/編集した人からお話を聞くと、とんでもなく興味をそそられ好奇心を刺激され、めっちゃ読んでみたくなり、つい買ってしまう。このような場へは現金を持たず、クレジットカードも置いて、電車賃だけ持っていくのが良いでしょう。とても危険ですからね。(なんて書いているが、絶対にそんなことはできないですよね〜)

17 時すぎの電車で一関へ戻る。
恐ろしいほど散財してしまった。
買ったは良いが、いつ読めるのか、読む時間を捻出できるのか。
積読状態の本が、山のようにある我が家。
『読んでみたい本が常に手元にある』ってのが良いのよね〜。

6 月後半へ続く。

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