見出し画像

vol.4-1 本と商店街 2024 に行ってきた

岩手県紫波町で
2024 年 6 月 15 日(土)16 日(日)に開催された
本と商店街 2024 へ行ってきたレポートである。
長いので分割しての記事化です。

僕は本が好きである。
小説、漫画が大半を占めるが、デザイン関係の本もよく読むし、興味関心が湧いたら、なんでも手にする、読んでみる。
引越しで大変だったのは、徹頭徹尾、本の梱包と運搬であった。一関市に引っ越して来てから 1 ヶ月ほど経つけれど、本棚が全然ないので、家中が本の詰まった段ボールで満たされたままである。

こんなことを知っている方から『本と商店街ってイベントがあるよ。商店街活性化の参考になるのでは?』と教えてもらったので行ってきたのであった。


◎ 全体像をざっくりと

岩手県中部にある紫波町(しわちょう)。
JR 東北本線「紫波中央駅」で下車。
日詰(ひづめ)商店街にて 2 日間の開催。
2024 年で 2 回目となるイベント。

本屋さん、出版社さんを中心に、
BOOKS & OTHERS で 35 軒。
食べ物屋さん、飲み物屋さん、
FOOD & DRINK で 19 軒。
全部が 2 日間出てたわけじゃないし、
委託での出店も含むのだけれど、
合計 54 の出店。
これは貰ったチラシに書かれていた名前を数えてみました。

およそ 500 メートル強の商店街。
車が通行できる道路を挟んで両脇に並ぶお店。
空き店舗になったスペース内で数店がシェアしていたり、
軒先にお店を出していたり、
駐車場スペースに車で出店していたり、
いろんな出店方法が織り交ぜられておりました。


商店街の北端から入り、南へと進んでいった


僕が行ったのは初日の 6 月 15 日(土)で、
めっちゃ良い天気で、とても暑かった。
ついついアイスコーヒーを購入して飲んでしまう暑さ。
何杯飲んだのだろうか……。

このイベントの来歴を書こうと思ったのだけれど、
無精ゆえ、ちゃんと調べられておりません(><)
Google 検索したんですが、
結果に並んだのは Instagram と Peatix が中心で、
『公式ホームページ』なるものは見当たらず。
文字情報をドバーッと吸収できる場所は作られていない様子でした。存在していたらごめんなさい(><)
重要なのは来歴よりも、体験だよな。
と思いましたんで、掘り下げずに体験してきた次第です。


◎ 歩き回った感想

10 時から開催のイベント。
僕は 11 時頃に到着し、
まずは端から端まで歩いてみる。
ざっと所感を並べてゆきまっせ。

出店者の間隔は、詰まりすぎず、空きすぎず。
ほど良いなぁ、という印象。

商店街のあちこちに駐車場があって、
車で出向くことも可能。
駐車場に停められず列をなす、ほどの混雑ではなさそうだった。僕が見かけた範囲では。
『スタッフ』のビブスを装着した人が何人かいらして、車を駐車場へ誘導してた。

駐車場のみならず、公衆トイレもある。
公衆トイレ、大事ね!
僕が着任している商店街には、公衆トイレがない。
イベントをやって、人をたくさん集めたとき、トイレがある/無いは、大きな問題ですな。

そして僕は喫煙者であるんですが、
嬉しいことに、喫煙所があちこちにありました!
荒物屋さんの前に、自販機とセットで灰皿があったりしましてねぇ……。
涙が出るほど有り難かった……😭
周りに美味しい本格ドリップコーヒー屋さんがたくさん出店しているのだけれど、自販機で 110 円の缶コーヒーを買って灰皿をお借りしてタバコを吸わせてもらいましたよ。喫煙所は、喫煙者にとっての命。マジ感謝です。

日陰がほとんど無かった印象。
暑かったから、日陰が欲しく、だからこそ意識が向いた点でした。
『商店街』ってのには、日陰が無いのかもしれない。
僕が着任している商店街にも、無い。
お店とお店の間に巨木が生えており木陰で立ち止まり休憩できる場所、なんてのも無い。
お店とお店がほとんどくっつき、みっしり軒を連ねている。
アーケード商店街でもない限り、日陰は無いのかも?
商店街の立地、東西南北の向き、太陽の位置、この関係性で時間によっては日陰になるエリアってのがある程度、なのかもしれない。
これは新たな気づき、視点の発見だったかもしれない。
日陰を作ろうと思ったら、
・パラソルを立てる
・テントを立てる
・軒先のファサードを伸ばす
・軒先が深い店舗でひと呼吸入れられるようにする
こんな対処だろうか。

休憩する場所、というのも少なめだった印象。
食べる、飲む、という経済活動に参加した場合は飲食可能、という箇所はあったけれど、それ以外で座って休める場所、というのは、とても少なかったように思う。ちゃんと観れてなかったら、ごめんなさい(>_<)
公衆トイレと隣接したベンチは、あった。
何ヶ所かは、お店の前にベンチ的なものがあったような……。
商店街 500 メートルを行ったり来たりして、本屋さんを覗いてお店の人とおしゃべりして、本を吟味して、なんてしていると、案外すぐにエネルギーが枯渇して飲食したくなり座って休みたくなる。
『飲食なしでも座って休憩できるベンチ』ってのが欲しいかもな、自分が取り組む時にはベンチを無闇矢鱈にたくさん用意したいぞ、と思った。
1 ヶ所、紫波町図書館が出張している場所/建物だけは『THE 休憩所』という風情があったなあ。屋内の、ただただ休憩できる場所ってのも、欲しくなるよね。

写真を全然撮っておらず、体験することに熱中していた私。
写真がなくて、ごめんなさいね 🍀
⬇️ こういう写真は、ある 😆


紫波町は『銭形平次のふるさと』なんだって!知らなかった!


排水弁が寛永通宝。さすが銭形平次のふるさと!


地域おこし協力隊ゆえ、イベント本来の魅力を書く前に、イベント全体を見たときの細部だけで結構な量になってしまいましたが、これが特徴のハルですので、続きは次の記事で!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?