新人アニメAPの妄想日記

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頭が凝り固まってきた時によく見る動画7選

幸せなことに新作アニメの企画開発を仕事にさせてもらっている訳だけど、この商売をしていると「面白い映像作品ってなんだろう」ってよく悩むわけです。 ウチの会社ってメーカーじゃなくてスタジオなので、実際に映像をどう作るかって部分にもガッツリ仕事で携わっています。 そんな時にいつも見ている作品群を、今回はご紹介。 ていうか、また自分が悩んだ時に戻ってくるリンク集的なメモ書きです。 ① GRAVITY CAT 重力的眩暈子猫編伊藤万理華さんを迎えて柳沢翔さんがディレクションしたゲー

    • 自分の存在価値とは

      宮崎駿さんがNHKの「プロフェッショナル」で映画監督をしている理由を問われ、こう答えていた。 「そりゃあ、それが自分の存在価値だからだよ。だって君(住吉美紀アナ)、アナウンサーをしているのだって同じ理由だろう?」 なんだか当然のようで意外というか、仕事をしている時に自分の存在意義を果たしている意識は俺は無かったから、ハッとした。 俺の存在価値ってなんだろう。 仕事面においては間違いなく、上司や取引先といった他人に判断されるもの。 でもそれはあくまで一面でしかないはず。

      • 12/3放送「夜な夜なラブ子さん」について

        昨日仕事から帰宅してTV点けたら「夜な夜なラブ子さん」が放送されていた。 社会人野球チームの男性たちを女性たちが争う簡易版バチェラーのような企画が少し興味深かったので、今回は取り上げてみる。 この社会人野球チームは過去に何人もプロを輩出しているそうで、ドラフト指名を目指して加入した20代前半の選手たちが野球漬けの日々を送っている。 そんな生活では彼女を作る時間などまともに無いそうで、番組と球団が組んでこの企画が生まれたらしい。 今回参戦した男性陣は4人。エースでチームのN

        • Adoさんについて

          Adoさんの曲を聴いていると、本当にどれも自由な発想で作られていて大きな刺激を貰える。 仕事としての作品作りって色んな制約を受けるけど、作りたい曲を作って歌いたい曲を歌ってる姿勢を貫いている感じがしてスゴい。 曲によって作曲者が違う分テイストも全然違って、見事に歌い上げるAdoさんは勿論スゴいんだけど、ビジネス的に支えている方々もスゴい。 アニメでは(音楽もそうだろうけど)大きなタイトル・大きなプロジェクトになるほど関わる人は増えるし、自ずと作り方や内容も制約を受けることに

        頭が凝り固まってきた時によく見る動画7選

          思い出について

          このnoteを始めてから、未来というより過去のことばかり書いている気がする。 未来についての妄想を綴るつもりやったんやけど。 まぁゆるっと書きたいことを書こうってことで、今回は「思い出」について。 人は思い出を求めて生きてるんじゃないだろうか。 俺がこうやって考えたことをnoteで残し始めたのも1つの思い出作りじゃないかってふと思った。 思い出って大抵2人以上だからこそ「思い出」として残るもので、1人で思い出を作るのって結構難しい。 つまり他人を巻き込んだ記憶だと自分個人

          ドラゴンクエストⅩⅠについて(批評)

          ドラクエ11は暗闇に放たれる光芒の物語である。 英雄譚という点では今までのドラゴンクエストと変わらずありふれた物語だが、それでいてここまでダイナミックで心動かされるのは何故だろう。 世界における光と闇の闘いとは則ち精神的な二面性の対立のメタファーであり、パーソナルな問題提起として機能する。 外部的問題としては主人公=プレイヤーと魔王ウルノーガの対立が則ちそれであり、内部的問題としては主観的には勇者だが客観的には「悪魔の子」という主人公の存在についての二項対立がそれである。

          ドラゴンクエストⅩⅠについて(批評)

          就活について

          就活は人生の別れ道だと思う。 まだあれから1年も経ってないけど、そう感じる。 別に本気じゃないけど、たまに転職サイトを覗くことがある。 職務経歴書云々、エージェントと面談するだけで新卒じゃ要らなかった資料が色々と必要で、やはり新卒はハードルが低かったんだなと思った。 企業のどこを重視するかは人によって様々だろうけど、待遇と育成制度はバカにできないポイントだと思う。 自分はどちらも大して重視していなかった。 結婚でもしない限り20代のうちは安月給でいいだろうと思っていたし

          自分の将来(仕事)について

          「将来どうなりたいか」と聞かれて、俺はずっと「映画監督」と答えてきた。 会社員として監督を目指す道は無いものかと思い、日本でやるならアニメが面白そうだと思った。 そして今の会社に入った。 でも配属されたのは企画製作の部署で、制作現場には付けなかった。プリプロダクションに関われるという嬉しさ半分、悔しさ半分。複雑な気持ちだった。 入社してもうすぐ1年が経とうとしている今、「映画監督になりたい」という気持ちは薄れていると言っていい。 いや正確には、専業監督になりたいという気

          自分の将来(仕事)について