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軍師黒田官兵衛に学ぶ・・今の時代を生き抜くために・・戦国時代にヒントあり(序章)

軍師官兵衛は単なるケチなのか?

 前回、私の黒田官兵衛とのご縁や黒田官兵衛の超概要について紹介しました。
そして、最後に上司秀吉との関係についてもふれました。

 秀吉からの評価は悪かった・・・
もしろ、恐れられていた・・・

 部下は上司を選べることはできません。
これは現代社会にも相通ずることですよね。
上司から嫌われると日の目をみることができません。
私にも経験がありますので、よくわかります。

 そんな状況の中で、官兵衛はどうしたのか?

・質素倹約

 質素倹約・・・
聞こえはいいですが、普段はお金を使わないということです。
そうなると、官兵衛の部下からはケチだと思われていたかもしれませんね。
ケチな上司は、部下からは慕われません。
まあ、官兵衛の場合は慕われる必要はないのかもしれませんが・・・

資料1

 官兵衛の凄いところは、いざ有事の際には、お金を惜しげもなく使ったこと。
単なるケチとは違いますね。
まさに、太っ腹です。
大義を見据えての日頃の倹約だったのかもしれません。

素晴しい会社『未来工業』

 『未来工業』をご存じですか?

資料2

 こちらの顔の方を見たことはありませんか?

未来工業 創業者山田昭男さん

 残念ながら、2014年に82歳で亡くなられています。
若き日は劇団に没頭し、その後仲間とともに建設用電設資材メーカーとして未来工業を設立しています。

資料3

 ユニークな企業方針には定評があり、見学を希望される企業も多かったようです。

商売とは、客を感動させること・・・

 ユニークな社風には定評がありました。
ユニークというよりも、これが企業として当たり前の姿だと思います。
しかし、現実的にできている企業はほんの一握りなのが現状です。

資料4

 報連相の禁止なんて素晴しいですね。
特に、日本の企業は報連相を求めます。
会議と報連相・・・無駄な時間の象徴です。
これをなくすあたりは・・・凄いです。

 そして、社員を厚遇する姿勢も素晴しいですね。
全て正社員。
残業はゼロ。

 まさに、今の企業が求める理想像がそこにあります。
官兵衛の戦略・戦術と直接的な関係は全くありませんが、私には創業者山田さんと相通ずるものがあると著作を読んで感じました。

官兵衛の連戦連勝の功績・・現代に活かすコツは?

◎一流大学→一流企業・官公庁

 親が求める理想的なコース・・・
果たして、定年まで安泰で暮らしていけるのか?
安定した時代は過ぎ去っているので、大企業にいる人こそ、個人としての戦略が必要と思います。

 いつ何時、リストラになる・・・
大企業とて30年経てば情勢が変わります。
30年後にどうなるのか?
誰にもわかりません。

◎中小企業

 まさに下克上かもしれません。
しかし、化ける潜在需要をもっているのも中小企業です。
30年後に大化けしている・・・ありえることです。
そのため、大きなチャンスが秘められています。

資料5

 前述の未来工業以外にも素晴しい中小企業は一杯あります。
自分の可能性を切り開くためにも・・・
よく考えて下さいね。

 今大きい会社が、ずっと大きい良い会社では決してありません。
世界のトヨタでも・・30年先にはどうなっているか?
誰にもわかりません。

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