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落ちこぼれが30を超えてアメリカに留学して、起業する物語③(留学プログラム編)

何を書くか

前回のブログでは、「なぜ留学をするという決断をしたのか」ということについて振り返っていきました。今回は留学プログラムでの出来事を振り返っていきたいと思います。

なぜ書くのか

ブログというのは、Well-beingの権威であるTal Ben Shahar教授もJournal(日記)の重要性を伝えていますが、自分の気持ちや考えを反芻するためにとてもいい方法だと思っているので改めて書いていきます。

さらに、これから留学を考えている人(特に留学経験がなく今頑張っている人や迷っている人)や現在起業してチャレンジしている人とつながる機会になればいいなと思います。


どこへ行ったのか?

まず、そもそもどこいったのか?です。

アメリカカリフォルニア州のサンフランシスコのちょっと上(電車で30分程度)の場所へ行きました。Berkeley(バークレー)と呼ばれる街で、近辺はシリコンバレーも含め「ベイエリア」と呼ばれます。

コメント 2020-06-19 132007

ちなみに、Google・Facebook・Appleなどで有名なシリコンバレーはここら辺です。

コメント 2020-06-19 132230

バークレーからシリコンバレーのエリアまでは車で1時間弱です。


現在は、法人税や地価が高まりによって、様々な企業が、入ったり出たりする動きがさかんになっているようで、サンフランシスコに本社を構える企業も増えています。SalesforceやDocuSignなどはサンフランシスコに拠点を構えています。


世界トップ10に入るビジネススクールの授業を1年間受けられるプログラム

私が参加したのはHaas School of Business, University of California, Berkeleyが提供するBerkeley Global Access Programというものです。

まず初めに、良く褒めてくださる方がいるのですが、MBAとは全く違います。MBAとなると、TOEFLだいたい110点、エッセイ、GMAT(テストセンター的な)などととってもハードル高い試験があるのですがこのプログラムはTOEFL90&エッセイで参加ができるCertificationプログラムです。

一方で、取得できるクラスは①必須科目、②選択科目、③自由科目の3種類でわかれており6科目~9科目ほど受講でき、教授陣も豪華です。

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基本的なサイクルとして、月曜日~木曜日は2コマ(3時間×2)くらいの授業を受け、自宅で宿題をやり、金曜日は会社見学をするというプログラムでした。

衝撃① 日本人は圧倒的なマイノリティ

当たり前かもしれませんが、このプログラムに参加している日本人は全体の5%くらいです。中国人の学生が45%、ヨーロッパ30%、南米10%、他10%といったくらいです。これまで日本人に囲まれていた私は、なんとなくわかっていながらも世界的に見ても、アジアの中でも、「日本人が少ない」ということを肌で感じることになります。

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衝撃② 外に出て学ぶという事が当たり前

勿論ここにきている人たちだけかもしれませんが、経営者、投資家、弁護士、コンサルタント、研究者、大学院生、学部生、様々な層や属性のメンバーが参加していました。彼らにとってみれば一つの会社の中でキャリアや機会が完結することはリスクであり、外の環境で学ぶという事を当然のことと認識しています。そして、教授もこのようなことを述べていました。

「If you don’t risk anything, you risk even more.」

(リスクを取らなければ、もっとリスキーです)

衝撃③ 授業を受けるだけでなく、コーチがつく

このプログラム中は所謂メンターと呼ばれるような学生のメンタルサポートをしてくれるコーチがつきます。背景にはCulture Adjustment(文化適合)という理論を大事にしており、異なる環境に溶け込み、そして学びを促進するためには個別のサポートも必要だろうとの考えがあります。私自身にとっても教授だけでなく、自由な相談できる仕組みがあることはとても助かりました。




そんなこんなで1年間を過ごしていくのですが、とにかく次回はその中でも特に印象に残っている授業について書いていきたいと思います。


最後まで読んで頂き有り難うございました。





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