日常の中の小さな幸せ

私たちの生活、
日常の中にたくさんの小さな幸せが隠れていると思う。
その、幸せに気づけるかどうか
どれだけ丁寧に、物事に飲み込まれるのではなく
焦らず、ゆっくりと生きてみる。
そんなところにヒントは隠されているのではないか。

最近の自分の発見。
それは、今までより少し、受け取るのが上手になったと思う。

今まで、誰かに褒められると、
いやいや、そんなことはないよ。
ついつい否定してしまう癖があった。
また、きっとお世辞だろうななどと軽く流して
あまり真剣に受け取ろうとしてこなかった。

心の中では誰かに何か与えられる人になりたいと
思いつつも、やっぱり自分が認められたい。
すごいと思われたい。
そういうエゴにいつも囚われていたのかもしれない。

でも人がどう思うかで自分のことを判断するのは
とても勿体無いことだと思った。

なぜなら、人それぞれ、価値観が違って、
感じ方は人それぞれだ。

つまり、誰かの目を気にして
生きていくことは自分自身にとってなんの意味もない。
自分を守っているようで
ただただ本当の自分を見せるのが
怖いんだと思った。

人と違うことを恐れないこと。
相手に合わせること以上に
自分を大切にすること。
自分で自分のことをすこしずつ
認められるようになってきた。

すると、自分の周りに起きる
小さな幸せに目がいくようになった。

例えば、私の友達が今日クラスの
友達みんなにお菓子を配っていた。
それを見た私はこんなに心が素敵な
人はいるんだなとすごく幸せになった。

車を運転してる時の前の車のナンバープレートが９９９９だった。
ゾロ目を見ると気分がいい。

おうちに帰ってきて、私の家族に久しぶりに電話をした。
何気のない会話に幸せが溢れていた。

自分自身の幸せについて
考える、一人の時間が増えてから、
人といられる時間が感謝に変わった。

自分に意識を向けると、
目に見えないものの価値を
考えるようになった。

愛される喜び、
優しさを感じられること。

少しずつ、目の前に見える現実の世界が変わっていったような気がする。

少し前までは、
ついついないものばかりに目が行きがちだった私、
今は、少しずつ、
何気のない日常の幸せから
新しい発見と素晴らしい世界に
気づき始めてる。

変わりたいと思うのなら、
自分のことを大切にするべきなんだ。
日常の幸せは思ってるより随分近くに
潜んでるよ。