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フリーランスから、広告系会社員になってみて気づいた、新卒採用のメリット

※こちらの記事はデジタルハリウッド大学 Advent Calendar 2018という企画のために書かれたものです。

みなさんこんにちは。OGのカホです。
いきなりですが、学生の皆さん、就活についてどう思いますか?

リクルートスーツってだけでテンション下がりますよね。
「就活ルール廃止」みたいな話もありますが、
宣言されたところで一気に「全部なし!」にはならない気がします。

デジハリの学生さんの多くは、他大学の学生と一緒になって就活をすることに意義を感じていない人も多いのでは?なんなら起業したりフリーランスで働いたり、ベンチャーだったら面接だけで入れる場合もあるのに無駄なのでは?と思っていませんか?

私自身も実はそうでした。

今回はそんな私が就活や就職後の生活を通して気づいた
新卒採用のメリットや楽しみ方についてお話ししたいと思っています。

もくじ
1. 就活をきっかけ
2. 就活中のおもしろさ
3. 内定後の自分
4. 今の仕事について
5. 後輩に向けてメッセージ

1. 就活のきっかけ

まずは就活を始めたきっかけから...話したいところなのですが
実は私、「卒制のリサーチのため」に就活を始めたんです。
※トップの画像は卒制の1コマを加工したものです。
大学3年の頃からフリーランスの映像クリエイターとしてお仕事をしていて、メジャーアイドルのライブ映像をAfter Effectsで1から作ったり、大手映像制作会社の現場に日雇いの制作さんとして参加したり...ぶっちゃけ就職しなくても生活できるような状態でした。映像系の学生さんには多いかも??

でも、就職活動を真面目に取り組み始めたきっかけがちゃんありました。
フリーのお仕事と並行して、大手インターネット広告の会社でアルバイトもしていたのだけど、そこの局長さんにご飯に連れて行ってもらったとき、「学生からそのままフリーランスになるよりも1度就職してみたら?せっかくの新卒採用のチャンスでもったいないよ!」と言われ「確かに、内定もらえないの悔しいな!ちゃんとやろ!」って...いやあ。今思い出すと、ちゃんと就活したとは言えないね。笑

でも本当に、新卒採用ってチャンスなんです。
入社後の生活が一括採用の新卒採用での入社かそうでないかで全く違います。
このことについては後述しますね。

2. 就活中のおもしろさ

他の国と比較して奇妙とすら言われる日本の就活ですが、大学で学んだ内容と違う職を選ぶ方も多い日本ならではというか、どんな仕事にも挑戦できるチャンスが広がっているのが特徴だと思っています。デジハリの学生さんはIoTやICTに強い子が多いので、ぶっちゃけどんな仕事でも学んだことが活かせちゃうかも。

新卒採用での就活って説明会があるのが特徴!会社の存在は知っていてもどんな仕事をしているのかは知らない場合が多いので、説明会を受けることで学んだこととは別の業界も受けやすいような環境になっているのかな?

私は説明会がめちゃくちゃ好きで、受けるつもりのない企業の説明会にも参加していました。

なんでかと言うと、
普段だったら見せてもらえないようなその会社の事例を見れるから
※写真撮影NGの説明会が特に良いんです。
えーこの映像この会社が作ってたの?とか、えーこれここだったんだ〜とか
そういう楽しさがありました。制作秘話なども聞けてめちゃくちゃ勉強になるので、これだけでも参加するメリットはあります。

合同説明会はthe就活!って感じの雰囲気で、展示会のように企業のブースがあるタイプと、大きなステージがあって複数の企業が入れ替わりで説明してくれるタイプがありました。個人的にはステージがあるタイプのほうが企業の偉い人が出てくる傾向があったり、セミナーに参加するようで好きでした。

個別の説明会はより詳しくその会社の説明を聞くことができたり、複数の社員さんの話を聞くことができるので、受けたい・受かりたい企業は個別説明会に参加した方がより深く知ることができます。私が参加したものだと、若手社員さんが登壇して入社後の生活について語ってくれる、みたいなのも多かったです。

もう1つ面白かったのが、グループディスカッション。エントリーシートが通ると、1次は面接ではなくグループディスカッションの企業も多いのですが、みんな必死だからマウンティングの取り合いで、でもグループで話し合って結果を出さなきゃいけないし..でもう大変。笑
私自身は「気軽に」参加してたので...そんな環境も楽しんで...ほんとクズですね。ひやかしかよ...。

面接では、自分がアピールしたいこと(エントリーシートに書いたこと)を深掘りされたり、ときには意地悪な質問を受けたりもしましたが、自分の今までやってきたことを見つめ直す良い機会になりました。自分ではあまり考えていなかった1つの選択が、実はその場の色々な条件によって導き出されていて、面接官の質問に答えるときに自分でもハッとする。みたいな。自分の考えを人に話すときに、自分でも気づいてなかった想いみたいなのに気づくことってあると思うのですが、それが毎回起きる感じです。自分を見つめ直すという意味でも、就職する気がなくても就活することに意味はあるんじゃないかな〜と思います。

3. 内定後の自分

内定が出るのって、10月の企業が多いのですが、その前に「内々定」というものがありました。内定者懇親会やら内定者研修やら色々用意していただいて、入社前に役員の方々との会食があったり、人事の方々と入社後について話したり...このあたりは新卒採用ならではだと思います。4月の入社にむけての準備となることを、ゆるやかに始めることができる感じ。

このタイミングで同期とも話すようになりました。この同期というのがかけがえのないものになっていくのです...

今働いている会社に内定をもらってから、卒業制作に本腰を入れ始めました。前述の通り、「卒制のリサーチのため」に就活を始めたわけですが、実際に就活をしてみると就活に対する考え方が180度代わり、内容もかなり深みが出た気がします。

おかげさまで、デジタルフロンティアグランプリ2017でグランプリをいただいたり、門真国際映画祭のダンス映像部門で入選させていただいたりしました... 

そんな卒制がこちら(宣伝...笑)

今見ると未熟なところばかりですが、就活をしていなかったら、最後ハッピーエンドにならなかった気がしてます。(ハッピーエンドのつもりです)

ちなみに、もともとは「就活なんてクソみたいな文化なくなっちまえばいいのに」と思ってました。今は、一斉就活にも面白さや意義を感じています。

4. 今の仕事について

さて、ここまで読んでお前今なにしてんだよ?と思う方も多いでしょう。

私は、もうすぐ100周年になる広告会社でプランナーをしています。
採用時には総合職採用で営業になる可能性もあったのですが、希望を出したところ、運良く企画職に就くことができました。
会社自体は、テレビ・ラジオ・雑誌・新聞・OOH(交通広告や屋外広告)・インターネット広告など「広告業」と言えることは全て行なっていて、自分はその中でもプロモーション領域(イベント・キャンペーン・店頭設計など)を担当しています。制作会社やクリエイターさんと一緒に動画を作ることもあります。

就活をしたことがある方はご存知かと思いますが、日本の就職活動(総合職採用)は「職」ではなく「会社」に就くという内容のものになります。なので、実際にやりたい仕事ができるのかは、入ってみないとわかりません。
ですから、私の場合はかなりラッキーでした。

会社規模は250名くらいで、個人に与えられる裁量が大きく、私自身も自分がメインで担当するクライアントさんの大きなイベントを仕切ってみたりしています。
仕事、めちゃくちゃ楽しいです。

新卒採用での4月入社で、入社後に2ヶ月間研修があって、業界について学んだり、自社の商品(広告媒体等)について先輩方から教えてもらったりすることができ、「ゆっくりと会社員に移行していく」ことができました。

新人研修は大学卒業のタイミングが同じ「同期」と一緒に受けました。この2ヶ月でかなり仲良くなったのか、社内でも「仲良し」と評判の代だったりします。残業何時くらいからつけてる?とか社内の人の評判が聞けたり、福利厚生とか会社の制度とか、部署も違うので、それぞれが仕入れたネタを同期会で話すのも楽しい時間だったりします。中途の方も同世代の同期会に呼ばれることがあったり、同時期に入った方と仲が良かったりもするようですが、「新卒同期」には特別なものがあります。正直、新卒採用の最大のメリットな気がするくらいです。

入社後の環境はすごく大事で、研修の有無は実際に入社するかしないか考える際に気にした方がいいと思います。社員に対して教育をしっかりしていく会社を選ぶことで、長く続けられる会社に出会えるはず。(実際、私の会社は社長が新卒入社の方なんです!すごいよね)

ベンチャーで即戦力!が時代の流れかもしれないけれど、老舗には老舗の良さがあります。昇級スピードは遅いかもしれないけれど、40代・50代になったときも仕事は続けなければならなくて、だからこそ私は長く続けられる会社を選びました
30代で役員!とかの人はいないけれど、人生・業界の大先輩が在籍しているので、20年30年業界にいる人からアドバイスをいただけるのも老舗の魅力です。

定時は9:30〜17:30です。もちろん、広告業界なのでめちゃくちゃ忙しくて残業は当たり前ですが。笑

ちなみに給料形態は、年棒制とかみなし残業とかではなく、定時+残業代という雇用形態なので、忙しい時はちゃんと残業代をいただいています。もちろん定時で帰れる日もあります。イベント部隊なので、土日のお仕事もありますが、代休がいただけるので、年の休日の数が減ることはありません。

IT業界は定時10:00〜19:00だけどみなし残業で残業代はつかず、実際は週に5日間朝から晩まで働いている...なんて会社もあるので気をつけてください。(友人の中には土曜日まで仕事している子もいます...)

ベンチャーだとどうなんだろう?と思う子は、私の同期のりかまるの記事もみてみてください。

5. 後輩に向けてメッセージ

デジハリの学生さんは器用でなんでもそこそこできてしまう人が多いと思います。同じ領域を専攻している圧倒的な才能が同級生にいたりすると自分がその業界でやっていけるのかと不安になったりもするんじゃないかな。
そんな人には「広告業界」に新卒採用で入社してみることをオススメします!

広告業界で働いていると
・クライアント(メーカーやサービス業者)
・広告会社(代理店等)
・制作会社
みたいに、仕事はレイヤーで動いていることが手に取るようにわかります。
どこのレイヤーで何を担当し、どんなことをするのかというのは、
クリエイター系学生にとっては重要で、モノ作りの中で自分がどのタイミングを考えるのが好きかが分かれば、本当にやりたい仕事が見えてくると思います。

卒業後の就職先はあくまで1社目でしかないんです。

転職するかもしれないし、続けるかもしれないけれど、
いま漠然と「なにか作る仕事がしたい」と思っている方がいるのであれば、
とりあえず、で広告会社に入ってみるのはいかがでしょうか?
様々な商材のマーケティングを考えることができるので、転職のしやすさ、はピカイチ!だと思います。

ちなみに余談ですが、私「エントリーシート全通」です。
書き方のポイントなど聞きたい方はぜひお声掛けくださいませ!

長くなりましたが以上になります。新卒採用、メリットたっぷりです。
今3年生のみんなは年明けからシーズンに入るので挑戦してみてください!

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セツナクリエイション合同会社代表の片割れ | パラレルワーカーの社会人院生 | ソリューション動画の制作をお仕事にしながら、デジタルアートと動画作品の制作をしています
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