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小さな違和感にこそヒントがある


オンラインセミナーの続く中、今週も無事に2つが終わりました。

今週はお天気がいまいちな日が多く、この時期は気圧に影響されやすい私の体調もイマイチながらも、新しい内容のセミナーを何とかやり切ることができました。

セミナーの一つにキャリアコンサルタントの皆さんに学びの機会を提供する場があり、2か月前からチームで準備をしてきた内容でした。多くの方にご参加頂けて、終了後のアンケートでも良い評価やコメントをたくさんいただき、ホッとしました。

せっかくやるからには、「参加してよかった!」と思ってほしい。イベントを主催する方なら誰でも思うものですね。

今回のイベントには、いわゆる本部で全体を統括している方がオブザーバーとして参加して下さったので、どういう意図でイベントを企画、運営しているのかや、参加者のお声をお話しする時間がありました。

本部の方からは、スキルアップのためには専門的なスキルの習得が大事だと思っていたけど、資格は取っても動き出せない人が多くて、そこのサポートがこんなにも求められていたとは思ってもみなかった・・という趣旨のお話がありました。

その時私は「ん??」と小さな違和感を感じました。

なぜなら、今年の始めに活動状況に関するアンケート調査があり、その結果が公表されていて、約6割の方が資格を取得したけれどキャリコンとしての活動はできていないという結果だったのです。

つまり、半数以上は資格を取ってから、実務としての経験がないということになります。

アンケートの結果から、動きだせていない人が6割いるということはそこに何らかの課題があると考えられます。その課題解決の一つとして、私たちのチームは今回のイベントを企画、運営していました。

同じアンケート結果を見て、

➀スキル不足で自信が持てないからだ

➁経験値が足りないから、自信が持てずにいるのだ。

③実際にキャリアコンサルティングを実施する機会の見つけ方がわからないのだろう。

④資格を取ったものの、そもそもどうすれば良いんだろう・・・と感じているのかもしれない。

などなど、様々な原因が考えられます。

もしかしたら、本部の方は➀を重要視していたのかもしれません。今回私たちが重視したのは、➁や④の部分でした。ここに焦点をあてられたのは運営側に経験豊富なベテランの方から資格取得したばかりのメンバーまで、経験値にばらつきがあったからだと思います。

実際に、今回のイベントには資格を取得してからほとんど活動ができていない。資格を取ったばかりでどうすれば良いんだろう・・と思っていた。という方のご参加が非常に多かったです。

ちょっとした小さな違和感、視点の小さな違いではありますが、その違いを見つけられたからこそ、今回のイベントは参加者に満足して頂ける内容にすることができたように思います。

他の人との対話で感じる「小さな違和感」

何がどう違うんだろう??と掘り下げていくと、その中にその人ならではの視点や気づき、強みにつながるヒントが隠されていることがあります。

人と違う意見は言いにくい場面もあるとは思いますが、その小さな違いが武器になる場合があります。

そして、できることなら「みんな違って、みんないい」という世の中にしていきたいですね(^^)

今週を振り返りつつ、小さな気づきを備忘録的に書いてみました。

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