![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104169113/rectangle_large_type_2_33b150a445982c9444c1e9078c25f87b.png?width=800)
Photo by
shinyai
【詩】不連続な景色を見つめては
あのまあるいまっかなおひさまにはね
だいじな血がながれているのよ
だからドクドクドクドク
なみだをながしてる
心臓が熱く燃えて
僕の思考に音楽を加える
音楽が僕に思考を強制する
見つめたままで向かい合って
もっと上の上の方
高くて手を伸ばしたけど
決して届きやしない
こうして君を見つめた僕の瞳が
僕を間接的に支配する
遠い昔
聞こえないまま
声
波打ち際に打たれて
鋭く尖った貝殻の欠片が
生物に刺さりはしないか不安で不安で
そっち目を閉じたの
そしたらそこにはね
とっても明るい世界があって
まるで1秒後には消えちゃうんじゃないかって
さみしくなっても
さみしくなんかない
遠い記憶
そこには何もかもがあって
何もかもがなかったのかもしれない
記憶は溶けていく水の底
点と点は線を結ばず断片でいる
そんなもの
消してしまって夢
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?