放送大学の心理学

一時期、テレビの放送大学で心理学の講義をよく観ていました。

その中で、いくつか気になった概念があります。

 

まず、アモーダル補完です。

図形の一部が隠されていると、その背後にある形を自然に想像して補ってしまうというやつです。

高野陽太郎先生の「認知心理学」で学びました。

『金田一少年』でも出て来ましたが、こんな楽しげな呼び方があるとは知りませんでした。

 

続いて、プシコイド(psychoid)。

これは「心理臨床とイメージ」で、山中康裕先生が説明していました。

プシコイドはユングの用語で、普遍的無意識と身体の間にある、「こころ」とも「からだ」とも言えない領域のことだそうです。

この領域が滞っていると心身ともに良くなく、うまく回っていると心身ともにイイ感じになるんだとか。

「こころ」とも「からだ」とも言えない、というのが斬新すぎて感動的でした。

 

最後は、スキーマです。

これまた、高野先生の「認知心理学」で知りました。

スキーマは図式という意味であり、心理学では「知識を構造化する枠組」を指します。

これが先天的なものか後天的なものかで意見が分かれているらしいです。

黄金比や白銀比を美しいと感じるのもスキーマが関係しているのでしょうか?

気になります。

 

以上、放送大学の心理学でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?