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「加藤君からのメッセージ」同時視聴会を開催しました!!

 こちらの記事で告知していた、妖怪になりたい男性こと妖怪絵本作家(当日のトークの中で妖怪とつけてほしいという言葉をいただきました)の加藤志異さん(twitterはこちらをお招きしての同時視聴会を開催いたしました!

・第一部:「加藤くんからのメッセージ」同時視聴

 5/7(土)の21時から参加者が下記のリンクで「加藤くんからのメッセージ」を各々電子レンタルしていただいて同時に視聴するという形での同時視聴を行いました。

 当初私の通信環境の調子が悪いというトラブルもありましたが、調整を行って以降は順調に配信が進みました。
 私もこの同時視聴が初見だったのですが、本当にいいドキュメンタリー映画でした!「加藤くん」が妖怪になるという夢を、大学や公園渋谷のハチ公前など各所で叫ぶ「妖怪演説」の迫力と、それを見る市井の存在のなんともいえない絶妙さはおかしみもありつつ胸に迫るものがありました。
 加藤さんの人生に寄り添いながら、そこに物語と人間臭さを見出してく語り口は、被写体としての加藤さんの魅力と監督である綿毛さんの手腕の確かさがあり、そこにある種の映画としてのミラクルが合い交じり、本当に素晴らしい映画になっています。また、加藤さんがこの映画の中で一貫して「どんな夢でも叶う」と言い続けて、自らも妖怪という壮大な夢に向かって走っている姿は、正直かなりいい歳で急にVtuberになりだした自分にとってとても励まされるものでした。

 過去にドキュメンタリー映画について語ったことがあるのですが、

 この映画も同じように豊かでスリリングで、本当にディテールが豊かな映画でした。
 先ほどの「妖怪演説」のシーンも本当にディテールが深いですし、加藤くんが一緒に住むシェアハウスで友人や監督と重要な会話をするシーンがあるのですが、そのシェアハウスの風景や置いてある品々、そして登場人物の座り方など、シーンのすべてが本当に見ているだけでよさが伝わってきます。この映画の白眉の一つである動物園のシーンは、「何かが誰かに伝わる瞬間」を完璧に捕らえたという感動があり、必見だと思います。
 上映中に加藤さんとオーディオコメンタリーのようにトークをしながら視聴したのですが、その際に出た話として「自分は「妖怪」としての自分を見てもらいたかったけど、監督の綿毛さんは「人間」の自分を撮りたかったのだと思う」というものがあり、その緊張関係がこのドキュメンタリーのたまらない豊かさを作っているのだと思います。本当にいい映画ですし。90分ぐらいの上映時間なのでぜひ見ていただきたいと思います!!

・第二部:アフタートーク

 上映終了後、加藤さんとともに作品や、加藤さんの思う「妖怪」についてのアフタートークを行いました!!改めて映画について振り返ったり、加藤さんの絵本についてのお話をお聞きしたり、加藤さんとダライ・ラマとのエピソード(!)をお聞きしたりしました。加藤さん本当に穏やかかつ饒舌な方で、話していてとても楽しかったです!配信が終わった後本当に充実感があって、心地よい疲れがあありました。
 さらにはそしてものすごいサプライズが発表されまして(公式発表がまだなのでここには書かないようにしておきます。気になる方は下記の配信アーカイブをお聴きください)それも含め非常に素晴らしいアフタートークとなりました!!

・最後に

 改めて参加いただいた加藤さん、そして縁をつないでくれた私の友人に感謝申し上げます!加藤さんとはまた何らかの形でコラボをすることを約束しましたので、ぜひその時は皆様お越しいただければ幸いです!当日の様子は同時視聴・アフタートークともにアーカイブがありますので、こちらと一緒に映画を見たりしていただくのもいいかなと思っております!!


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