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悲しいニュースがないと コラムエッセイ#12

俺たちは何かしらの悲しいニュースがないと、自分の今の現状を再確認することができないこのマズさをひしひしと感じてます。俺もぶっちゃけ忘れてた。

「生きてることは当たり前なんかじゃない」って言葉 は俺たちの脳内に刷り込まれてるけど、部屋に飾ったどんなにお気に入りの絵画だって日が経てば部屋に馴染んでしまうように、初めて飾った日の高揚感のまま日常を過ごせる人っているんだろうかって。

灯したロウソクが溶けきって消える人もいれば、風がなびいたせいで一瞬で消える人もいるし、なんなら他人の吐いた息で消されてしまう人もいる。

それを考えた時に、いつ消えるかわからないロウソクの火をしっかり見つめ続けなきゃなって。燃えてることに、そして燃え続けてることを意識的に感じないといけない気がして。

もしかしたら明日には、1ヶ月後には、1年後には火が消えてしまうかもしれない。そう思うと悔やんだ過去やどうなるかわからない未来なんかどうでも良くて、現在にフォーカスを当てるべきだと俺は思います。

それに関しては特に無理な理由をこじつけてまで目的を持つべきだとも思わないし、あくまで灯火を感じれるかってことだから。

俺自身最近ある出来事でそれを身をもって感じたので、自分のやってみたいことくらい、お金あるない云々じゃなく出来るところから躊躇いなくやってやろうと思うことにしました。

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