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映画「プラスチックの海〜プラスチック・オーシャン」からの学び

映画「プラスチックの海〜プラスチック・オーシャン」を見て、海洋プラスチックの問題についてとても考えさせられます。



SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」とも繋がっていますが、とても衝撃的な内容で、頭ではわかっていたことが映像を通じてリアルに伝わってきて、言葉を失う内容でした。


現在、年間に約800万トンものプラスチックが海に捨てられているといわれています。

地上で捨てられてプラスチックゴミの大半は川から海に流れ、私たちにの目からはプラスチックゴミが消えてなくなったように見えますが、全て海に流れついています。

プラスチック製品は大量に製造することができ、原価も安く、丈夫であるという利便性がありますが、インフラが整ってない国ではプラスチックゴミを適切に処分することができません。

プラスチック製品を輸入することは簡単ですが、ゴミとして適切に処分することは簡単ではないのが世界の現状です。

ビニール袋やペットボトルなどのプラスチックゴミの大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも半永久的に分解されず、小さく砕けることでマイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になってしまっているのが今の現状です。

映画の中で、魚や海鳥のお腹の中から、大量のプラスチックゴミが出てくるシーンがあるのですが、あまりにもショッキングで言葉を失います。

海洋プラスチックゴミの問題について、一人一人が意識を高め、身の回りからできることを実践していくことがとても大切だと感じます。

映画「プラスチックの海〜プラスチック・オーシャン」はNetflixでも見ることができるので、ぜひ一人でも多くの人に見てほしい映画です。

金賢守(キムヒョンス)


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