この夏、機関紙2紙に掲載された原稿をご紹介します
前記事に続いて、夏を振り返る?内容です。
在学している新潟聖書学院が年2回発行している「聖ヶ丘通信」第102号(2021年7月22日発行)と、出身教会である新発田キリスト教会が所属している日本同盟基督教団新潟山形宣教区(最後にご紹介します)の年刊機関紙「福音新潟山形」第56号(2021年8月31日発行)に、それぞれ神学校入学をご報告する趣旨の投稿をさせていただきました。ちなみに、こういう文章を専門用語で「証し」と言います。
前者については投稿することが元々分かっていましたが、後者については思いがけずいただいた原稿依頼でした。物理的にお会いできる機会がかなり限られている中で、大変感謝な機会となりました。
転載にあたって多少表現を変えた部分もありますが、基本的にはそのままにご紹介します。なお、在学校については写真を使ってご紹介する記事をいずれ書きたいと思いますが、実現にはもうしばらく時間がかかりそうです(^^;;
キリストの恵みによって今の私になりました
私は小学校2年生の時に洗礼を受けましたが、大学入学の頃から数年間に渡って神との関係性が希薄となりました。大学院進学もその時には「これが導きだ」と感じて決めたものの、あまり祈らずに決めたことも事実でした。さらに遡ると、高校卒業後の進路選択の際、「ミッションスクールでクリスチャン教員として働くことが、神から与えられた使命なのだろう」と思ったことも、今にして思えば「思い込み」だったように思います。かつての私は自己中心的に動いていたことが多かったと今は思わされます。
大学院時代は親元を離れて暮らしましたが、2年目の秋に信仰の回復へと導かれるようになりました。学業の本分である修士論文の審査では不合格となったにもかかわらず、論文提出の数ヶ月前から導きは始まっていたのです。何かしたから与えられたのではなく、無条件・一方的に与えられた神の恵み。後になって、これがキリストの愛を初めて自分事として捉えることができた経験だったのだと気づきました。
2016年のアドベントに、マタイ1章終盤の「ヨセフに対するイエス誕生の告知」の場面から2つの礼拝説教をお聞きしました。一つ目の説教を聞いている最中に、私は今までにないほど強い神からの迫りかけを受けたのです。それが直接献身(牧師として教会で働くこと)の召しでした。当時の私は「フルタイムの仕事をしながらあくまでも信徒の立場で、いつか教会スタッフのような形で教会に仕えることができれば」と考えていましたが、そうではないという御心を示されたのです。
この4年間では今まで経験したことがないような試み・困難もあるかもしれませんが、神様が常に共にいてくださるという原点に立ち返りつつ、忠実に歩むことができればと願います。また、そのためにお祈りいただければ幸いです。(2021年7月10日記)
※表題は、新約聖書 コリント人への手紙第一15章10節(新改訳2017)によります。
御恵みは朝ごとに新しく
主の御名を賛美します。4月に新潟聖書学院神学科に入学し、3ヶ月余の学びを経て夏休みに入りました。今春は聖書科(1年課程)にも男子学生が1人入学し、学びと生活を共にしています。他に在韓の入学希望者がオンラインで聴講されていたり、近隣の教会から信徒の方々が聴講に来られたりと、日々豊かな交わりが与えられています。
授業は火曜日から土曜日午前(土曜は隔週)まであり、1年目は科目数が最も多いと聞いています。また授業後には週3回「作業」の時間があり、学院内外の清掃や草刈り等を行います(労作教育に通じるものがあると思います)。体力のない者にとってはそういった日中のスケジュールをこなすだけで手一杯なのが現実ですが、それでも何とか守られてここまで来ることができました。これまでの信仰生活の中で疎かにしてきたことに向き合う機会が与えられたり、礼拝説教で教えられたことが直後の学びの中でさらに増幅されるようにして語られたことがあったりと、学びと聖書の言葉を通した恵みが日々与えられています。
日曜日には、妙高市にある日本伝道福音教団(所属教会紹介ページ)・新井聖書教会に出席しています。コロナの影響で交わりの機会も限られていますが、その中でも徐々に交わりが深まってきているように感じます。礼拝奏楽やCSのお話等の奉仕をさせていただいています。
学びとは直接関係ないものの、生活環境の変化によって与えられたとみられる予想外の恵みがありました。それは、10年余に渡って発症しているアトピー性皮膚炎の症状がほとんど見られなくなっていることです。症状がそれなりに出ると痒み等の影響で集中力が削がれることもありますので、そういった面からも学びに集中できるよう神様が整えてくださっているのだろうと思います。(追記:実家に戻った夏休み中盤以降、症状が少々復活している感があります汗)
5月には、登録申請予定者として教団教師候補者研修会(オンライン)に出席し、その後に申請手続を無事終えることができました。(追記:本稿提出後、認定を受けました)
夏休みに入ったことによる解放感はある程度ありますが、前期は9月末まで続きます。ですので、初めての期末レポート・試験はこれから経験していくことになります。一つ一つの学びに真摯に取り組んでいくことができるように、また心身の健康が守られるようにお祈りください。(2021年7月23日記)
※表題は、旧約聖書 哀歌3章21~23節(新改訳2017)によります。
前者は基本的に入学式での挨拶の内容を基にしていたので、おのずと入学前の時期についての内容でした。そのため、後者では入学後について書かせていただいて、結果的に「ビフォーアフター」の二本立てのような形となりました。
後者の最後にある通り、現在期末モードの真っ只中です(^^;; 大学時代にも経験したことがないほど凄まじいことになっていますが、乗り越えられるでしょうか…
なお、見出し画像は先々週撮影した柏崎の風景です。
最後に、日本同盟基督教団新潟山形宣教区についてご紹介します。この地区は、新潟県(新潟市以北)にある11教会と山形県(山形市)にある1教会の計12教会で構成されています。北からご紹介します。(新潟市内については区名のみ)
山形恵みキリスト教会 (山形市)
村上福音キリスト教会 (村上市)
新発田キリスト教会 (新発田市)
北新潟キリスト教会 (北区)
豊栄キリスト教会 (同上)
山の下福音教会 (東区)
新潟福音教会 (中央区)
亀田キリスト教会 (江南区)
新津福音キリスト教会 (秋葉区)
シオンが丘キリスト教会(西区)
五十嵐キリスト教会 (同上)
※ホームページがないため、外観と礼拝堂の写真をご紹介します。(2枚目はコロナ前に撮影)
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