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【賛美歌・奏楽曲創作】春に幸先よく2作品を新規公開

 タイトルには「幸先よく」と書きましたが、noteの利用は今年に入ってから「皆無」に限りなく近い状況となっています(汗 ダッシュボードを確認することも少なくなり、経過報告もサボるように… たぶん卒業(2025年3月見込)まではこのままでしょうね…
 その一方で、創作の方は不思議と年2~3曲のペースでアイディアが与えられ続けています。今回は4・5月に収録・公開した2作品をまとめてご紹介します。

【賛美歌作曲】「神さまの宝もの(申命記・中)」

 この作品は4月16日(日)に収録、翌日に公開しましたが、発案自体はちょうど半年前の昨年10月下旬に遡ります。
 とあるfacebookグループ(プライベートグループなのでリンクなし)で、日本イエス・キリスト教団 明野キリスト教会京都信愛教会(いずれも京都市)の大頭眞一牧師が「作曲者もとむ」という書き出しで3節に渡る詞を投稿されました。曲のタイトルは、大頭牧師が今年2月に出版された説教集の題です。本の内容を歌にしたという訳です。
 この投稿は日曜朝にあったんですが、教会からの帰路の途中で作曲の案を思いつき、2日後の授業後にチャペルのグランドピアノで構想を行なって割とすぐに完成しました。

ついでに外観と内観もどうぞ
左にある電子オルガンは、過去に作品収録で何回か使用しました。

 「作詞だけ」(曲は既存の讃美歌のものを利用)という例は一昨年の作品でありましたが、逆の「作曲のみ」は今回が初めてでした。貴重な経験になりました。
 先に説教集の情報から。(このサムネイルには表紙画像が表示されませんが、安田正人社長から許可をいただいて見出し画像に使用させていただいています)

 出版元のヨベル社は、自主出版を応援していることと本の低下が比較的お手頃なのが特徴だと思います。

 次に詞をご紹介します。大頭牧師が当初投稿されたものから、漢字orひらがな程度の修正を若干加えています。

1.旅を重ねた イスラエル いまヨルダンを 渡る時
  再び語る 申命記    決して忘れる ことあらじ
折り返し:心とたましいに刻む言葉
     それは愛の言葉 神の愛の言葉
2.モーセは語る ほほえんで  神と共なる 思い出を
  シェマ、イスラエル 心開き 子達よいつも 思い出せ
3.数えきれない 空の星    数えきれない イスラエル
  それよりさらに まさるのは 数えきれない 主の恵み
※「シェマ」:ヘブライ語で「聞け」

 最後に演奏についての言い訳をさせていただくと、コード弾きができません(^^;; さらにはコードをつけることもあまりままならず… 一昨年の「音楽理論」という授業でそのあたりは学んだはずなんですが、いまいち身についていません。「感覚でやる人間」なのだと自分に言い聞かせていますが、コード弾きはできるようになりたいんですけどねぇ。

【礼拝後奏曲】「主が下さったすべての恵みを喜び、心満たされて(列王記第一8章66節より)」

 こちらは、今年4月29日(土・昭和の日)に原案を思いつきました。この翌日には7年ぶりとなる舞台が控えていました。

礼拝堂は2階にあります
他にユース礼拝(第3土曜18時15分~)もあります

 この日本伝道福音教団高田聖書教会新潟県 上越市)に今年度神学生として通っているんですが、この教会には大学院時代(2014~15年度)にも客員として出席していました。その後も年1回のペースで顔を出していましたが、レギュラーメンバー?としては7年ぶりに戻ってきた訳です。
 そして、この翌日(30日)の礼拝で7年ぶりに奏楽をする予定になっていました。今回の見出し画像は、そのオルガン(クロダオルガン)です。

こちらは動画のサムネイルにも使用しましたが、ちょうど再生ボタンと被ってしまったので改めて。
1980年5月製であることが分かります。
2015年にローカル紙に取り上げられたことがあります。
ちなみに、本社は教会と同じく高土町にあります。

 その前日には、所属する新潟聖書学院(柏崎市紹介note)でこんなイベントがあった訳です。

 従来通りとは行きませんでしたが、4年ぶりに開催することができました。
 私はその最中「会計係」として基本的に突っ立っていまして、その時に思いついたのがこの後奏曲の原案でした(^^;; 以前にも似たようなことはあり、やはり「ゆとり」は大切なんだなぁと痛感します(正当化) 7年ぶりに、親しんだ教会で/パイプオルガンで奏楽することができるという喜びが、この曲の背景にありました。

 「喜び」という言葉は曲名にも反映させましたが、今回の曲名は若干イレギュラーな形です。タイトルを付けたというよりも、局のイメージに合致した聖書の言葉の一部を採ったという形だからです。元の言葉はこちらです。

八日目に王は民を帰らせた。民は王に祝福のことばを述べ、主がそのしもべダビデと、その民イスラエルに下さったすべての恵みを喜び、心満たされて、彼らの天幕に帰って行った。

列王記第一8章66節(新改訳2017)

 実は、元々イメージしていたのは別の箇所の言葉でしたが、曲名とするには少々難を感じたのでした。

羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

ルカの福音書2章20節(同上)

 前者はエルサレム神殿の完成を祝ったイスラエルの民が、後者は生まれたばかりのイエス・キリストの元を最初に訪れた羊飼いたちが、それぞれ帰路につく場面です。礼拝を終えた人々もそれぞれの場所へと帰って行きます。それが喜びを伴ったものであるようにという願いを込めた作品だということです。

 ちなみに、これで創作作品の総数は28となりました。2016年11月の開始から6年半ですので、平均すると年に4.5曲程度のペースと言えます。
 昨年度は過去最多の再生回数となりました。今年度はそんなにうまくいかないと思いますが、多くの方に知っていただけるように願うばかりです。


チャンネル運用開始が5月だったので、再生回数の起算は4月としています。

 ちなみに、高田聖書教会のホームページ(アクセス)には車と電車の場合しか載っていませんが、高速バス「ときライナー」新潟~高田・直江津線(新潟交通越後交通頸城自動車共同運行)「高土町」バス停から徒歩5分以内です。また、礼拝映像がYouTubeにアップされているので、私が奏楽を担当した礼拝もお聞きいただけます。(前奏・後奏は創作曲を用いました)

 今更な感じもしますが、創作チャンネル自体へのリンクも貼らせていただきます。


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