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おたまじゃくし研究所の2周年記念イベント「おたま研フェス」を開催しました!

前回の記事でお知らせした、おたまじゃくし研究所の2周年記念イベント「おたま研フェス」が 2022年9月1日に無事開催されました!
今回はその様子についてお知らせします。

前半:活動を振り返る座談会

前半は、これまでの活動を研究員達が振り返る座談会を行いました。
今年は色々なゲームを作って遊んできたので、その結果について振り返りを行いました。

振り返ったゲームはこちらの5つです。特にポカンゲームは既に記事や動画(リンク1リンク2)にもなっていていることもあり、盛り上がりました。

  • ロバート議事法

  • ポカンゲーム

  • 制限付きビブリオバトル

  • 偉人ゲーム

  • 越境ゲーム


後半1:個人対抗バランスゲームでアイスブレイク

後半は、4つのグループに別れて、2つのアクティビティを行いました。1つ目は、アイスブレイクを目的とした個人対抗バランスゲームです。

ルールは簡単で、
チーム内で、合計発話時間が平均に一番近い人が勝ち
というものです。制限時間は15分、話題は自己紹介としました。
次の図のように、ハイラブルのWeb会議システムのグラフ表示をONにすることえ、合計発話時間を表示する部分を見ながら、各自で話すタイミングや量を調整できるようにしました。

ハイラブルの可視化画面。合計発話時間は棒グラフで表示される。

このゲームルールを設定した目的は、次の2つでした。

  1. 会話の可視化を体験してもらうため
    初回なので、画面を見ながら自分の行動を調整する活動を通して、「会話の可視化とはどういうことか」を体験してもらうことを目指しました。

  2. 全員が自己紹介できるようにする
    自己紹介で誰かが話しすぎたり、全然話せなかったりすることはよくあります。可視化することで公平な参加機会を促す仕掛けを目指しました。

結果はこちらです。みなさん、かなり上手に調整してとてもバランスよく発話することができました。

個人対抗バランスゲームの結果。みんなバランスが良い!


後半2:チーム対抗バランスゲームでブレインストーミング

2つ目は、チーム対抗バランスゲームです。

ルールは個人対抗バランスゲームと少し違いますが、こちらも簡単で、
メンバー間の合計発話時間のばらつきが一番小さいチームが勝ち
というものです。制限時間は15分、話題は「ハイラブルをエンターテイメントに利用するには?」というブレインストーミングとしました。

テーマをエンターテイメントにしたのは、長尾研究員の発案でした。「ハイラブルの人たちはみんな真面目なので手を出していないが、ハイラブルはもっとエンタメにも使えるはず!」というアイデアでした。

1回目で参加者のみなさんはハイラブルに慣れたので、2回目は難易度を上げて、グラフを隠した状態で各自のメタ認知力でバランスを取ることにしました。次の図が各チームの様子です。どのチームもバランスよく発言していそうですね。

ディスカッション中の様子

結果はこのとおりです。ルーム4のチームが優勝しました。ただ、どのチームもハイスコアで、とてもメタ認知スキルの高い参加者だったということがデータで示されました。

チーム対抗バランスゲームの結果

各チームは、人狼ゲームでの利用や合コンでの利用、映像のエフェクトをつけるなど様々なアイデアを出してくれました。それぞれがバランスよく発言することで、多様なアイデアが生まれたのでしょう。


結果

参加者のみなさんは、とても楽しんでいただけたようです。回答者の全員が「満足した」「仕事や研究に役立つ部分があった」と回答してくれました。

自由回答欄にも、いろいろな感想を書いていただきました。以下に一部抜粋して紹介します。

目的に合わせた波形を意識できるとミーティングの生産性やクリエイティビティも変わってくるのでは?と思いました。

顔出ししない距離感から、ハイラブル体験後の距離感の縮まり方がすごい印象的でした。短時間ですごい。同じ量の発言率をお互いが意識するだけであんなに盛り上がるとは。

まとめ

参加していただいたみなさま、どうもありがとうございました。3年目もおたまじゃくし研究所はいろいろな活動を楽しく行っていきます。
ご参加ありがとうございました!

腕でおたまじゃくしの形を表すおたま研ポーズで記念写真


今後も情報発信していきますので、ハイラブルのPeatixや、 Twitter アカウントFacebook アカウントのフォローをどうぞよろしくお願いいたします。


執筆:おたまじゃくし研究所所長 水本武志

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