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『暮らしの図鑑 エコな毎日』を読んで、真似したくなったアイデア5選

最近はまっている翔泳社の『暮らしの図鑑』。毎日が少しだけ上向きになる幸せを招くモノ・コトを1冊にまとめた、大人女子向けの実用書シリーズだ。
ほぼ正方形で、両手に収まるサイズ感がかわいらしくて、今回は図書館で借りたけれど、購入して手元に置いておきたくなった。

今回は、『エコな毎日 プラスチックを減らすアイデア75✖️基礎知識✖️環境にやさしいモノ選びと暮らし方』を読んで、手軽に取り入れられると考えたアイデア(アイテム)を備忘録として残そうと思う。


真似したいアイテムやアイデア

備長炭で水を浄化する

炭の表面には無数の孔が開いていて、そこに不純物が入り込み水を浄化するという仕組み。
炭にはカルシウム、マグネシウム、カリウムや最近話題のケイ素などのミネラルが含まれていて、水がまろやかになるとのこと。
ミネラル分は2週間、浄水機能は4ヵ月程度持続し、たまに天日干しや煮沸消毒すると効果が長持ちするらしい。

我が家には浄水器があるけれど、調理には浄水器、お茶には炭で浄化した水というふうに使い分けするのもよいかもしれない。防災用としても使える。

使い終わった備長炭は、野菜室に入れれば野菜の鮮度を維持し、靴箱やトイレに置けば消臭や除湿してくれる上に、最後は土に返すことができるとのこと。なんてエコで優秀なやつなんだ。

石鹸で食器を洗う

石鹸で食器を洗うっていう発想はなかった。でも洗剤を切らした時に液体石鹸のマジックソープを水で薄めて使ったことがあるが、汚れ落ちも良かったし、肌にも優しかった。

洗浄力が高いのは、固形石鹸。白っぽい汚れやベタつきが残るという声もあるらしいが、先に古い布やトイレットペーパーなどで汚れを拭き取ったり、お湯で予洗いしたりすることで、すっきり洗い上げることができるそうだ。洗浄力も液体石鹸より優れている。

なにより、1個200円〜とコスパがよく、長持ちするので年間でも約72〜146円(ねば塾の『白雪の詩』、ミヨシ石鹸『台所用石鹸』を使用した場合)とかなりの低コスト。1個買えば1年半〜2年半もつってことだから、買い物の手間も減らせる。

わたしはずぼらだし、まずはマジックソープを10倍希釈して、泡で出てくるディスペンサーに入れて使うところから始めてみよう。

紙箱入りのデンタルフロスを使う

デンタルフロスは今までこだわりなく、かかりつけの歯医者が勧めるプラスチック容器入りのものを使っていたけれど、紙箱や詰め替えタイプのガラス容器製もあるらしい。

The Humble Co.のデンタルフロスはエコ先進国スウェーデン製で、おしゃれな外箱は100%リサイクル資源で作られている。ヴィーガン仕様でもある。ワックスには、天然のナチュラルフレーバー(ミント、シナモン、チャコール)の3種類があって、キシリトール配合。フッ素を使っていない点もうれしい。今使用しているフロスがなくなったら、こちらに乗りかえてみよう。

PVC不使用の消しゴムを選ぶ

PVCとは「ポリ塩化ビニル」というプラスチックのこと。塩ビは人体に有害で、ホルモン異常や発がん性リスクを高めるといわれる添加剤(フタル酸エステル類)が含まれている。残念ながら、おもちゃの恐竜やキャラクターのフィギュアも塩ビ製がほとんどだという(息子の好きなアニアの恐竜たちも例外じゃない涙)。

今年の春一年生になる息子のために、天然ゴムか合成ゴムの消しゴムを買っておこうと思う。

繰り返し使用できるカイロを使う

冬になると時々お世話になる使い捨てタイプの貼るカイロ。コンパクトなので場所はとらない点はよいけれど、本体の捨て方にはいつも微妙に悩まされていた(使い捨てカイロの分別は自治体によって異なる。以前住んでいた神戸市は不燃、現在住んでいる西宮市では燃やすゴミ扱い。『金属・陶器・ガラスごみ』となる地域もあるらしい)。

ハクキンカイロは、ハクキンカイロ株式会社が1923年の創業以来販売されていて(創業101周年!)、繰り返し使用できるロングライフ製品。
オイルをカイロのタンクに注ぎ入れると、スタンダードタイプならたった25mlの燃料で最大24時間ポカポカが持続するのだとか。しかも熱量は使い捨てカイロの13倍もある。オイルはドラッグストアやコンビニでも入手できるZippoオイルがおすすめとのこと。

ピカピカした真鍮のレトロなケースもすてきだし、フリース袋もなかなかかわいい。寒い日のお出かけにももちろん、防災用として一つ家に置いておくのもいいかもしれない。

おまけ

より詳しい情報を知りたいなら、『プラなし生活』というサイトへ

実は、今回まとめた情報は、本の著者であるWakamori(海洋学者・博士)とYoko Koga(プラなし生活実践中の主婦)のサイトでも紹介されている。
サイト内で情報検索もできるし、より詳細な知識を得たい場合は、図鑑を読んだ後に、さらにこのサイトをチェックするのもよいかもしれない。

※記事トップの画像はこちらのサイトからお借りしました。


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