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こんな本を読んだ 番外 自分らしく生きる 後篇

【結論】「自分らしさ」は変化する

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さて、前篇にひきつづき、「自分らしく生きる」ということについてです。

前回は、社会や世間、そして自分ともきびしくたたかうのがほんとうに生きることだとする、岡本太郎さんのことばをご紹介しました。

私たちには、そのようなはげしい生き方はしんどい。私たちが自分の価値観を大切にしながらも、他者と生きて行くにはどうしたらよいか。そこを考えてみます。


なお、他者ときびしく対立する、あるいはつよく圧迫されるときに、いったん逃げる、あるいは場を変えるということを否定するものではありません。からだやこころを病んだらもともこもない。


さて、「自分らしさ」=価値観は、大切なものであると同時に、そこから逸脱しなければ、いごこちのよい場所(コンフォート・ゾーン)でもあります。

でも、コンフォート・ゾーンから一歩もふみ出そうとしなければ、そこに成長はない。


ひとりだけで生きていくのだったらそれでもいい。しかし、家族や他者が加わってくるとそうもいかない

たとえば、「人とあらそわない」という価値観があったとします(私の若いころの価値観です!)。しかし、結婚したら、家族のためにたたかう場面もでてくる。

古い価値観には反します。しかし、「家族のためにはたたかう」という新しい価値観に一歩ふみ出したと考えたらどうでしょう。


社会や組織は自分(の価値観)をおびやかす。それらと全面的にたたかうのはしんどい。

そんなとき私たちにできることは、一歩ふみ出すこと。妥協や変節するのではなく、すこしずつ勁く(つよく)変わる

それこそが、私たちが成長しながら「自分らしく生きる」ことってじゃないか。しなやかに、したたかに「自分らしさ」は変化する


結論。「自分らしさ」は変化する。


関連する私のnoteの記事をご紹介します。ぜひ読んでほしい。本も。

原題:『Step out of your confort zone』(居心地のいい場所から一歩ふみ出そう)

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