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デジタル系設計技師  日々のこと+経験談+海外の話

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Dahon K-3の輪行袋をMontBellに変えてみた

包むのが苦手なんです  Dahon K-3の輪行には少なからず悩まされ続けてきた。 輪行に使っていたのはDahon純正の「SlipBag16”」なのだけど、自分のK-3 には荷台が付いている為か、毎回袋に入れる時に苦労してたのだ。とてもヒラヒラとした軽くて丈夫な素材の袋(?)なのだけど、それが災いしてなぜか自転車の位置を直したりしていると勝手にジップが下がってしまい、上手く包むことができないことが度々あった。特に困るのが、ペダルの位置が丁度いい感じにピッタリでないと、そもそ

    • DAHONのK-3に太いVeeTire(14inch-2.00)履かせてみた!

      さよならBigApple  K-3購入時から、自分もご多分に漏れずタイヤは「BigApple」に交換したくちである。走行自体はノーマルに比べて格段に自分好みではあったのだが、体重が75㎏超える自分が乗って走ると、どうしてもカーブで後輪が「グネん」と、たわむのが不安であった。なので、毎回走る前に空気をパンパンに入れるのだが、その作業がちょっと面倒くさくも感じていた。  ある日、日頃からお世話になっている小径車専門の某ショップ「K」さんに行った時、VeeTireというメーカーの

      • 山頂の足音

         高校時代の話である。自分の学校の「天文学部」は、「天文学」とは表向きの看板で、内実は旅と登山、写真、鉄道などが好きで、どこかに行って川で釣りをしたり、キャンプしたり温泉に行く「外遊び」は好きだ!という、他の部活動には参加できない「ゆるい」人間たちが集まる部であった。宛(あて)もなくどこかの山にキャンプに出かけ、あそび回ってご飯を作って食べて、夜に星を眺めることもある・・という活動をすることが、この「天文学部」活動のすべてであった。  ほぼ唯一の「天文学部」としての決まった

        • 恵方巻なんて節分に何の関係もない

          恵方巻は某コンビニから1990年代初頭に始めたれた節分に関連させた歳時商品だという。いろいろと、いや大正時代から、いや戦国時代から・・という言説もあるが、証拠となる文献もなく、さても「江戸しぐさ」的な現代人の空想した「存在しない歴史」の習慣だろう。 明確に分かるのは「節分」の陰陽五行の呪術的な風習として、太巻きを食べる行いの意味に、全く根拠がないことだ。 「節分」は冬から新春への境目の日である。陰陽五行でいえば、冬の「水気」から、春の「木気」への移り変わりの儀式を行う日であ

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          温泉地のホテルにて

          親の実家がN県で、子どもの頃は冬休みになると、山あいの温泉地にある祖父の家に連れて行ってもらい、近所にあるスキー場でそりをしてあそんだものだ。 祖父も亡くなり、田舎の家も従兄弟たちの世代となった現在は、実家のある町の温泉付きの旅館に宿泊して、墓参りをするようになった。  今から15年ほど前、若者もスキーをしなくなって、急速に地方のスキー場の町が寂れていった頃に宿泊したホテルでの話を書こうと思う。  その時に家族で宿泊したのは、大きな観光ホテルで、露天風呂併設の巨大な入浴場が

          温泉地のホテルにて

          トーストの匂い

           もう古い話だけど、ジャパンタウンの床屋で働いていたSさんとの会話を思い出したので書いてみる。彼は4~5年前に日本から来たと話していた。  当時の僕はスタンフォード周辺に住んていて、市内のことはよく知らなかったので、市内のレストランや周辺の話を散髪中によくしていた。いつのまにか、話題がサンフランシスコ市内の怖い話になっていて、市内にはそういう有名なところはあるんですか?、とSさん聞いたら、有名とかは詳しくわからないけど、結構お客さんからもよく聞きますよ、そういう話は ・・ああ

          トーストの匂い

          警備の付き添いアルバイト

          大学生のときの話だ。 お堀の向こうにある大学の映研の先輩筋に当たるヒトからこんなことを頼まれた。 「金曜日の夜、朝までなんだけど、空いてる? 7000円でバイトしない?」 聞けば、ビルの深夜「警備員」のアルバイトだそうだ。もっと詳しく聞いたら、先輩が受けた警備のアルバイトなんだけど、とある事情があって、一人ではやりたくない、バイト代15000円の約半分を渡すから一緒にその現場にいてほしい、との頼みだった。 実は先輩も、他の大学の知り合いから、その仕事を日当15000円という

          警備の付き添いアルバイト

          これからの日常

          これからの日常

          父親からの電話

          水曜日の夜に夢を見た・・ 自分は実家にいて、母親と弟と居間にいるところに電話がかかって来る。 出ると、死んだうちの父親だった。 「あぁ、あの、アベ君って知り合いしってるか? なんか家に届いてるから・・あぁ、うん見にきてくれ」 いつもの口調で電話の向こうで話している・・ 驚いたぼくは、 「っ・・え、えーと、お父さん? 死んでんの知ってる?」とその部屋にいる母親と弟に聞こえるように大声で電話に向かって話した。 電話は切れたようだった・・。 「・・だれから?」と弟が尋ねたので、 「

          父親からの電話

          「アマビエ」と「神社姫」

          そもそも「アマビエ」という名前が、意味を成さないなぁ、と感じたのだ。 「アマ」(=海女=海部)は良しとして、「ビエ」はビコやヒコ のカタカナを、読み間違えたか写し間違えたものと考えると、ヒコ=彦=男=奴(やっこ) つまり アマヒコ=海の男 となり、「このあいだ海にいた変なヤツ」的な感じに聞こえるので、納得できる。 もう一つ「ビエ」ではなくビメ、ヒメだとしたらどうだろう? この「神社姫」と似てはこないだろうか? 「海の姫(アマビメ)」だった可能性は高いと思うのだ。 日本の妖怪や

          「アマビエ」と「神社姫」