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コーポレートブランディング・製品ブランディングで大切なこと。

それは、コーポレートであろうが、製品であろうが、ソリューションブランディングであろうが、『対象の「良さ」をとことん考え、信じ、愛すること』です。

この基本的な考えがない方が担当になられると、これまでの私の経験上、ブランディングであれ、販促であれ、マーケティングであれ、100%成功しません。

私たちはプロなので、赤ん坊のような気持ちでサラの目で、対象の良さを信じ、とことん考え、今は強みや良さが見えていないのであれば、ともに納得のいく答えを導き出そうと、お客様のお客様や、関与者(営業・販促・開発・役員)にヒアリングをさせて頂き、とことん考えます。

そして、これまで携わってきた経験上、深く深くヒアリングしながら、考えれば、必ず良さ、強みは見えてきます。

なぜならば、、、企業が取り扱う製品・ソリューションである以上、必ず会社や製品にファンはいるからです。

お客様にお話を伺うと、クライアント企業が話していた自分たちの強みをお話してくれるケースもありますが、案外自分たちが気づいていない評価を口にしてくれるお客様が多いことも事実です。

ただし、依頼者の方が、会社や対象となる製品、ソリューションを愛していない場合は、今購入を支えてくれているファンの方すら否定し、自分たちの良さを自分たちで無視するような言動をしてしまうことも多々あります。

そんな予兆を感じる発言は下記のようなコメントです。

・新製品なんだけど、他社製品との差別化ポイントがほとんどないんだよね…。
・勝手に開発して売れって言われても、うちはマーケティングが弱いんだよね…もっと市場調査をして開発してくれればいいのに…
・とてもいい製品なのに、うちは営業がまともにきちんと説明ができないんだよね…
・開発が営業の言うことを聞いてくれなくてお客さんの声が届いていないのがうちの弱さだ…
・役員がよく分からない戦略を打ち出してきて現場は大混乱、いい迷惑だよ…
・製品の開発から販売まで社内が一体となってる気がしない…
・うち(の会社)はよそと比べて、目立たないし、大手ほどの福利もないし、採用者が来ることが珍しいんだよね

その多くが、自部門を正とした他者、他部門批判です。

もちろんすべてが間違いというわけではありませんが、この『すれ違い』こそが最も忌むべきブランディングの障壁になることがほとんどです。

なぜか?

それは、依頼者が会社・製品・ソリューションを過小評価し、評価して利用してくれている顧客の評価を見えなくしてしまっているから。

自分たちが自分たちの良さや強みを信じていないから。
または、自分以外の周囲(社内外問わず)の評価を信じていないから。

だから私たちは、そんな誤解を解くところからお手伝いさせて頂きます。

私がこれまでお客様に喜ばれたブランディングの進め方のステップに興味がある方はぜひコメントを頂けますと幸いです。

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