ピンチはチャンス(にするかどうかは自分次第です)
先日、「節税でやらかした話」とのタイトルで記事を書きました。
予定していた節税策(経営セーフティ共済)にぶち込んで損金計上する予定だったのですが、手続きを忘れるという。。。
ヤケを起こして、高い椅子なんて買っちゃって!
狭い事務所に やたらデカい椅子が ひとつ 陽だまりで 佇んでいます。
少し小さめの「Fit」にしておいて良かった。
座り心地がいいので、まあ、結果オーライでしょうか。
これで更に仕事に拍車がかかり、、、
「ははははは!書ける!書けるぞ!」と、プログラミングが捗っております。
以下、本題です。
10月末決算の当社。
先の記事を書いたのが10/21(木)でした。
何か良い方法はないかと悪あがきをしてみましたので、そのご報告です。
1.高額商品は、減価償却しないといけないので短期間での損金計上できない
例えば車。
仮に300万円の車を衝動買いしても、今期で300万円の経費にはできません。法定耐用年数に応じて、「減価償却」しないといけません。
「とりあえず車買って、値段が下がらないうちに売ってしまえばいい」みたいな考えは、通らないですね。昔ネットの記事で、「車で節税するならアウディがいい」なんて話を見たことがありましたが、私には当てはまりませんでした。
2.いっぱい仕入れて在庫にすればいいのでは?
例えば1個1000円の仕入れを300万円分仕入れて、それを損金に。。。
はい。これ、ダメです。当社はシステム会社なので物販系の経理は良くしらないので、理由が気になる方は税理士の先生に聞いて下さい。
3.当期で一括償却するには???
「中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例」を利用できないだろうかと考えました。
となると、「事業目的」で30万円未満のものを購入する必要があります。
さて、どうしたものか。。。。。
そんな時にご縁が転がってくるものです
10/21(木)は、出張で東京都内におりました。
知人の紹介で知り合った方と19時くらいまで商談。
本業の話は特に親展無し。また何かご縁がありましたらって感じだったのですが、先方から、「私、中小企業診断士の資格持っていて、個人的に企業のコンサルティングをやっている。」とのこと。その話の中で、「当社のグループ会社に飲食店がある。その飲食店の備品のオーナーとして出資して頂ければ、3年で102%で還元します。」とのお話が。
なるほど。頭のいい節税方法を考えた人がいるものです。
要は、レンタル用商材を一括償却して節税しつつ、数年に亘って月額のレンタル料として繰り延べて回収する。
「102%の還元」ということがミソですね。
2%とはいえ、『ちゃんと収益の見込みがあるから投資した』と言えます。
でも、この話には当然リスクが伴います。
飲食店が立ち行かなくなれば、レンタル料の回収ができません。
「やるなら契約書1枚押印して頂ければすぐできますよ」と悪魔の囁き。
「少し考えますね」とお別れしました。
その後新橋のみっちゃんで広島のお好み焼きを食べ、飲めもしないジンジャーハイボールをチビチビ舐めていたら閃きました!!!
(下戸がなぜ飲めもしない酒をオーダーするのか。だって、客単価上げてお店を応援したくなってしまったんだもの。 by めいたろう)
「え?これって、同じスキームを、自分でやればいいんじゃね?」
致死量寸止めのお酒が廻り、どうやら頭の回転もいつもより良く廻っていたのかもしれません。
未回収リスク≒事業失敗リスクはほぼ同じ。
新規事業を興すのが大変ではありますが、でも「自分でどうにかできることでのリスク」を取るのか、「自分ではどうにもできないことでのリスク」を取るのか。
リスクを取らない者に、チャンスは無い。
でも、どのようなリスクを取るのか、どこまでそのリスクを許容できるのかは、きちんと分析して、判断しないと、後で悔いが残ります。
よし、何かしらのレンタル事業を始めようと思い立ちました。
どの商材で???
決算まで、あと10日しかないじゃんよ。
と、考える時間も少なく、計画性もないまま、10~30万円くらいの商材でレンタル事業をスモールスタートしようと検討しました。
あれこれ考えた結果、10/26にとある商材の購入を決断。
またまた忙しくなりそうです。
果たして、この決断が吉と出るか、凶と出るかと、ドキドキ。
ですが、とてもワクワクしています。
レンタル事業の立ち上げについては、いずれまた、どこかでお伝えできればと思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?