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いらない明日

親の司令で課題を広げ
先生に怒られ勤勉に徹する。

不真面目な奴は大人に指を差されるから真面目でいることを選ぶ。
それは目の前の賞賛を求めた結果でしかなくて別に未来の担保を手にしようとか頭のいいことを考えているのではない。

結局勤勉でないと有り余る才能が無い限り地位は少しずつ下がっていくのがこの国の決まりだからバカをして楽を追求しているのでは最終的に自分が後悔することになりかねない。


そのことをある程度大人にならないと理解できないのが難点だと思う。
子どもは学歴にも年収にも無頓着だから、褒められることに大して満足を感じない場合勤勉よりも友達と遊ぶことを選ぶし、
夢を見るよりもサボることを選ぶ。
そしてやりたいことが見つからない。


その何でもない一日の積み重ねが学歴や年収や無謀な夢の実現可能性にダイレクトに影響を与えてしまうことを知らない。
気がついたときに
「もっと勉強しておけばよかった」
「もっと挑戦すればよかった」
となって現状は変わらない。

もっとああすれば、もっとこうすれば、
そうやって過去の自分にいくら勤勉や努力を求めても何も返ってこない。
だから今の自分が勤勉に努力を重ねるしか道は無いのだ。
今の自分が勉強をして夢を見て無謀なことでもやりたいと思うなら挑戦すること。そうすることでしか未来の自分を満足させる術は無い。
タラレバを言っている今日の自分のせいで未来から不満が聞こえてくる。

ああしろこうしろって言われるよりも
あのときの自分に感謝している
そう言われたいし言いたいから、やりたくないこともやる。渋々。
夢があるならそのために多少の負荷、時にはヤバいくらいの負荷に耐える必要がある。

怖いし、面倒で鬱陶しいけどそうすることでしか未来を保証できない。
怖いなど当たり前、不安など当たり前。


その恐怖や不安のせいで明日が来ませんようにとなんの効力もない神頼みをするという愚行にも走ってしまうけど、
きっとそれも自分のため

明日のことを好きだとか楽しみだとか思えるようになりたいから、要らない明日を繰り返している。

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