「甘城ブリリアントパーク」の感想・評価レビュー、中身がおっさんのマスコットが面白い
画像出典:甘城ブリリアントパーク(dアニメストア)
アニメソムリエのれいなです。今回は甘城ブリリアントパークを紹介していきたいと思います。
2014年放送、全13話。話のきっかけは、主人公の可児江西也がヒロインの千斗いすずに、銃で脅されながらデートに誘われるシーンです。
このデートに行く場所というのが、寂れて残念な遊園地「甘城ブリリアントパーク」です。
設備は古い、掃除はされていない、キャストはやる気が無いなど、あまりにもひどすぎる遊園地です。
そんなダメダメな遊園地を主人公に、再建して欲しいと現在の支配人である本当のお姫様に頼まれてしまいます。
この本当のお姫様というのは、別のファンタジー世界に住んでいる妖精達のお姫様で、このお姫様のために甘城ブリリアントパークは建てられました。
そんなファンタジーな世界にいきなり関わってしまった、主人公は1度は断りますが、色々あって遊園地の支配人となり、再建に向けて行動します。
タイトルでは、中身がおっさんのマスコットと書きましたが、着ぐるみという意味では無く、性格がおっさんという意味です。
本物の妖精達が遊園地を運営しているので、中身なんて物は存在しません。
ただ、見出し画像から分かる通り、このピンクと白の妖精は性格がゲスで、女癖が悪かったり、セクハラしたりするのでいつもヒロインに銃撃されています。
基本ふざけていますが、仕事に対する熱意は本物です。
妖精達が運営している遊園地があの手この手で、経営難を乗り越えようとするのは見ていて面白いです。
基本はギャグコメディが中心ですが、経営やキャラの過去などシリアス部分もバランス良く含まれていて良いです。
最後に、この作品はアニメーション制作が京都アニメーションなので、ギャグシーンの動きのキレはありますし、描写も良いので是非見てみて欲しいです。