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「ブラック・ブレット」の感想・評価レビュー、差別される子ども達はこの世界に何を望む?

画像出典:ブラック・ブレット(dアニメストア)

アニメソムリエのれいなです。今回は「ブラック・ブレット」の紹介をしていきたいと思います。

突然現れた人類の敵、ガストレア。人類はガストレアに侵攻され、国土の大半を失ってしまった。

人類はガストレアに唯一対抗できる金属「バラニウム」を用いて壁を築き侵攻を防いでいた。

しかし、人類はただガストレアに怯えるだけの生活をしていなかった。ガストレアに対抗する集団、民間警備会社。

その集団に属するのが、主人公の里見蓮太郎と相棒の藍原 延珠。この2人は降りかかる災いをどう乗り越えるのか?

この作品のあらすじを聞いて「どこかで聞いたような設定だから、面白くなさそう」と思うのは、間違いです!

そもそも、作品の設定が似てくるのは仕方が無いことですし、その作品独自の面白い要素があるので、設定が似ているという理由で見ないというのはもったいないです!

それでは、話を戻しまして、このPVを試しに見てください。30秒ぐらいですが、OPのかっこよさや雰囲気を感じられると思います。

動画出典:ブラック・ブレット(公式サイト)

PVを見て頂けましたか?OPすごくかっこよくないですか?
私はこのテンションを聞くとテンションが上がるので凄く好きです!

基本的に、黒髪の主人公蓮太郎と赤髪のヒロイン延珠が協力して戦うのですが、他にも色々な女の子と一緒に戦います。

その中でも延珠のような、呪われた子供たちと呼ばれている女の子達について紹介します。

 ガストレア大戦後に生まれた『無垢の世代』の中でも、ガストレアウイルスを持って生まれた子供たちのこと。現在のところ、女の子しか確認されていない。 出典:ブラック・ブレット(公式サイト)

この呪われた子どもたちは、体内にガストレアになってしまうウイルスを持っているので、ガストレアを憎んでいる人から差別されています。

何の罪も無い子どもたちが、差別され苦しめられるというのは本当に辛いことだと思います。

そんな子どもたちに寄り添うのが、ガストレア戦争によって両親を亡くした主人公、蓮太郎です。

自分が不幸になったきっかけが、ガストレアだったとしても、呪われた子どもたちと分け隔て無く接する姿はかっこいいと思います。

原作者も言っているのですが、この作品のテーマは「差別」です。「差別」というのは、いつの時代、どこの世界でも起こるものです。

この作品を通して、「差別」という問題を少しでも考えるきっかけになったら嬉しいです。

最後に、この作品は、「差別」という暗いテーマを扱っているので、シリアスなシーンが本当に重いです。辛い展開も多いですが、是非この作品を見て欲しいです。

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