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【2024年5月】おすすめ 書籍3選

こんにちは!
今回は、先月読んだ本の中から3冊紹介します。

どれもめちゃめちゃおもろいのでぜひ読んでみてください!



①こうして顧客は去っていく

著者:宮下 雄治
出版社:日本実業出版社
発売日:2024/2/16
ページ数:272ページ

概要:

顧客の流出を5%改善することができれば、企業の収益は25%改善! 「使い続けてもらうこと」は企業に最大の利益を生み出します。 顧客の本音を知り、顧客が流出していく「バケツの穴」を塞ぐ【リテンションマーケティング】こそが、ビジネスには必須!

https://www.njg.co.jp/book/9784534060761/

感想:
タイトルがとても印象的ですよね。
特徴は、新規獲得ではなく、既存顧客の維持について書かれていること。
新規顧客獲得に重きを置きすぎた結果、ファンが定着しなかった企業の話や、ファン維持に成功している企業の話が書かれています。
実例が多く、ファンが多い企業の戦略が詳しくわかります。


②エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造

著者:中山 敦雄
出版社:日経BP
発売日:2023/3/23
ページ数:304ページ

概要:

「エンタメの歴史は、日本人の英知と野心の宝庫である」佐々木紀彦(PIVOT代表取締役)

おもしろすぎるゼロイチ挑戦の物語――。

任天堂、ポケモン、DeNA、手塚治虫、BL、コミケ、ジャンプ、コロコロ、正力松太郎、ディズニー、東アニ、エヴァンゲリオン、ジブリ、鬼滅、ソニー、ナベプロ、ジャニーズ、宝塚、松竹、吉本、力道山、グレイシー、東映、角川、巨人、新日本プロレス……

本書は、エンタメ産業がどんな環境下で誰の手によって生まれ、どんな手段でビジネスモデルを構築していったのか、そのエポックをまとめたエンタメビジネスの教科書である。同時に本書は、ゼロイチでビジネスを生み出すための教科書にもなる。なぜならエンタメは市場ゼロから生み出されたものだからだ。人を喜ばせたいというピュアな発想から生まれ、その可能性を見いだした投資家などの支援者がついて、コンテンツを供給するクリエイターが企業の中に入り、ユーザーが定期的にお金を払う状態に至るまで、並々ならぬ過程を経ている。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784296001439

感想:
エンタメに興味がある人は絶対読むべき本です。
「興行」「映画」「音楽」「出版」「マンガ」「テレビ」「アニメ」「ゲーム」「スポーツ」の9つのジャンルにおけるエンタメビジネスの誕生と発展が細かく解説されています。
仕事でエンタメに関わらない方でも今あるビジネスの「なぜ」がよくわかります。
個人的に面白かったのは、なぜ「鬼滅の刃」のアニメはフジテレビとTOKYO MXの二局で同時期に放送できるのかという話です。
気になった方は是非読んでみてください。


③教養悪口本

著者:堀元 見
出版社:光文社
発売日:2021/12/21
ページ数:245ページ

概要:

この本がダメだと感じたら、ぜひ「ケインズの主著みたいな本だ」とレビューを投稿してほしい。あなたはインテリ悪口で溜飲を下げられるし、僕は自著が格調高くなた気がするのでWin-Winである。

ここに、インテリ悪口の本懐がある。

(あとがきより改変して抜粋)

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334952822

感想:
悪口はつまらないから悪ではなく、つまらない悪口が悪なのだという考えを持つ筆者。
悪口も頭を使って、高尚な言葉を用いれば素敵な表現になることをコミカルに述べていきます。
どんな表現をいつ使えばいいのか、職場編、飲み会編など実際の場面で紹介。
著者の堀元見さんがnoteで人気を獲得し、書籍化された本です。気になる方はnoteの方も見てみてください。



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