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碧と海

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連載小説「碧と海」のまとめ 高校3年生の海斗はアレが出来ない。ゲイだと偽ってレズの桂木に恋人のフリをしてもらうなど、いろいろこじらせている。自分の空白の記憶を探しにやって来た伊豆…
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2018年7月の記事一覧

『碧と海』 連載小説【12】

 海が見たかった。  電車やバスの中からチラチラと見てはいたけど、全身で海を感じたかった…

深乃ふか
6年前
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『碧と海』 連載小説【13】

「うそだろ」  俺は慌てて緑の君が落ちた場所へ近づいた。  波が断崖を叩き付けている。人…

深乃ふか
6年前
4

『碧と海』 連載小説【14】

「あ、そうだ」  バス通りを歩いている途中、緑の君が思い出したように引き返す。何処に行く…

深乃ふか
6年前
6

『碧と海』 連載小説【15】

    ぶぶぶ らぶらぶ  高校二年のクリスマスの夜。  俺と桂木はコーヒーショップで …

深乃ふか
6年前
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『碧と海』 連載小説【16】

   ぶぶぶぶぶぶぶぶ  気がつくと部屋は真っ暗だった。  あまりの暗さに、時間と場所の…

深乃ふか
6年前
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『碧と海』 連載小説【17】

 早瀬がトイレから帰って来てその話は終わりになったが、代わりによく話す明日香さんから早瀬…

深乃ふか
6年前
6

『碧と海』 連載小説【18】

 『ペンション アリゾノ』に戻った俺は、ランドリーで海水に浸された服を洗った。その間にシャワーを浴び、歯を磨いて洗濯物を干した。そこまでしてから、ベッドに寝っ転がって、スマホに届いたメッセージをチェックした。開け放した窓から入ってくる風を感じながら。洗濯物が時々風でなびいて、洗剤の甘い香りが広がる。早瀬は明日香さんをタクシーに乗せに行ったっきりまだ帰ってこない。  桂木からメッセージが来ていた。 「昨日は気まずい感じになっちゃってゴメン。あのさ、ちゃんと話ししていい? 近

『碧と海』 連載小説【19】

   ぶぶぶぶぶぶぶぶぶ    眩しくて目が覚めると、窓辺のハンガーポールに掛けられた『…

深乃ふか
6年前

『碧と海』 連載小説【20】

 その『ジョリーズ』というファミリーレストランは、俺が知ってるチェーン店のどれでもなかっ…

深乃ふか
6年前
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『碧と海』 連載小説【21】

   ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ  早瀬の部屋は俺が泊まっている部屋と同じくらいの広さだったが…

深乃ふか
6年前
1

『碧と海』 連載小説【22】

「もしかして、昨日も?」  早瀬が入って行ったカーサ鈴木の部屋。後から入って行った男。出…

深乃ふか
6年前
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『碧と海』 連載小説【23】

   ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ  中学一年生の冬、生まれて初めて射精をした。夢精だった。そ…

深乃ふか
6年前
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