見出し画像

『FX』スマホ1台でのRCI.MACDを極めた『デイトレード』特化型トレード手法

 こちらの記事はFX初心者〜中級者の方へ対象した教科書です。途中難しい内容も出てきますので何度か読み直して頭に叩き込んで下さい。主に最低限必要な知識から実践までの相場分析の仕方、テクニカルツールの応用までを書き込んでます。また、これは私自身がトレードのエントリーポイント並びに指値のエントリー位置を計算する際に使っている手法です。もちろん相場に必ず勝てるなどといった美味しい手法は存在しません。しかし、仮に今のトレード勝率が50%程度の人が70%程度へ勝率を上げることは可能です。手法とは言わば基本の型なので、いかに型通りに忠実にエントリー出来るかがFXに置いての利益を上げる為の最重要事項だと私は思っています。タイトルにの通り、スマホ1台のみでチャートの分析、エントリーから利確まで全て行っています。また、私自身が会社員なので仕事の合間や夜にトレードを行っていますので、サラリーマンや主婦の方でなかなか時間が取れない人でも勝てる様になる為に作りました。約26.700文字、60枚超の画像とボリュームも多いので、わからないところは繰り返して読んでインプットしてから是非最後までお読み下さい。読んで頂くにつれて段々と内容が濃くなっています。それでは解説していきます。
※現在、新たに教科書内で説明している内容をさらに細かくしたポンド円の複合型のテクニカル分析、解説項目を追加しましたのでボリュームアップしております。文字数訳33.300文字、70枚超の画像での説明、解説を行なっております。また、購入して頂いた方で読んで頂いてもわからないこと、質問などはしっかりお応え致します。


1.そもそもFXとはなにか 

 FXとは各国の通貨を売買しての利益や損失の取引のことを総称してFXとよびます。つまり、自分が得た利益や損失を誰かが損失しているという事実です。FXは単純なことを言うと、売りか買いの2択です。しかし現実においては9割の方が負ける(退場する)のが現実です。それは何故かと言うと、皆さんある程度知識を得てからFXに挑みますが、その知識を完全に活かしきれておらず、曖昧に取引してしまうから負けてしまうのです。少し詳しく説明すると、テクニカル指標のMACDを使っている方が単純なゴールデンクロスやデットクロスでの取引、RSIでのダイバージェンスやヒデュンダイバージェンスが発生したからエントリーを行うなど、誰がどう見ても買いや売りの場面での取引を行ってる為に9割の方々へのエントリーを行なっているのが現実です。たしかにMACDでのゴールデンクロスやデットクロスは売り買いシグナルに置いて重要なポイントではありますが、それだけでの材料でのエントリーは高確率でエントリーと逆に動きます。こうならない為にもこちらの教科書ではテクニカル指標ではボリンジャーバンドと単純移動平均線を、オシレーターではMACDとRCIを詳しく説明していきます。

2.FXにおける基礎知識

 まず、本題に入る前にFXにおいての基礎になる部分を説明していきます。

2-1.単純移動平均線

 単純移動平均線はSMAと呼ばれている最もポピュラーなテクニカルチャートです。設定した数値に対しての終値の平均値が線となりチャート上に表示されます。例えば1時間足で設定値を100に設定するとその直近100本分の移動平均線が表示されます。


2-2.ボリンジャーバンド

 ボリンジャーバンドとは、移動平均線と標準偏差で構成されており、移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用したテクニカル指標のひとつです。
特徴は、収束と拡散を繰り返していることで、この動きにあわせて「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。

±1σのライン内に価格が収まる確率は68.3%
±2σのライン内に価格が収まる確率は95.5%
±3σのライン内に価格が収まる確率は99.7%


とありますが、簡単に説明するとそのバンド内で収まる確率を表記しているので±1σより±3σの方がその範囲内で収まる程度の解釈で今はいいです。

2-3.MACD

 MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略で、「マックディー」と読みます。日本語に訳すと移動平均収束拡散となります。移動平均線を応用したテクニカルの手法で、2つの移動平均線を使用して、買いと売りのタイミングを判断することができます。

2-4.RCI

 『順位相関係数』と呼ばれるテクニカル指標です。大きな特徴は、一定期間内の価格と日付に順位をつけ、その間にどのような相関があるかを分析するという点です。 RCIは-100%から+100%の間で推移し、-100%に近づくと市場は売られすぎ、+100%に近づくと市場は買われすぎの状態にあると判断できます。RSIと似てはいるものの計算方法やラインが1本と複数などと違いがあります。 

3.チャート上でのテクニカル指標の使い方

 次に、上で軽く説明したテクニカル指標を実際にチャートに取り入れての使い方を説明していきます。

3-1.単純移動平均線

 単純移動平均線は短期、中期、長期の3本を設定するのが一般的ですが、これは人によって設定値が異なるので(取引スタイルがスキャルピングやスイングによって設定値が異なる為)一概にこれに設定がいいという数値はありません。なので応用が効く為にそれぞれの数値の線を4本表示させるさせるのがおすすめです。ちなみに、どこのFX会社も基本的に単純移動平均線は3本までしか表示させれないのでどうやって4本だすの?と思う方がいると思いますが、順を追って説明します。

単純移動平均線をまず3本表示させる

 これは基本どこのFX会社も表示させることができると思います。設定値は短期50、中期100、長期200です。理由はまず長期に関しては相場が年で200日ほどなので大体の人がこの設定にしているからです。次に中期は単純に長期の半分の設定値にします。短期が何故50かというと、正確にはこのあと説明する設定で21を表示させますので正確には短期線ではありませんが中期の半分にすることでバランスが保たれチャート上で機能しやすくなるからです。

ここから先は

30,806字 / 68画像

¥ 6,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?