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不登校になった理由の一つなのかも

不登校のきっかけは一つかもしれないが
理由はいくつもの思いが絡み合っている。

僕は同年代の同性が苦手だ。
「なんでだろう」っていつも考えていた。

それは知らず知らずに比べていたから。

小学生、学年が上がるたびに
人との違いに気がついた。

僕より勉強ができる子がいる。

僕よりスポーツができる子がいる。

僕より人気の子がいる。

同じ年齢なのに・・・同じ男子なのに
自分と近い存在と比べてしまう。

自分はあの子より勉強が出来ない

あの子よりスポーツが出来ない

あの子より人気がない

僕の中の自信が奪われていく。
そんな感覚が好きではない

一緒にいると仲良くしたいのに
持ちたくないライバル意識が芽生えてしんどくなる。

中学になり 出来ない自分を意識するようになった
みんな同じ服で同じ年齢

学校で貼り出される勉強の順位表

ますます 比べやすくなった

子どもたちの間でも

あいつは喧嘩が強い
お前は弱い

あいつは勉強ができる
お前は出来ない

あいつはモテる
お前はモテない

そんな環境は疲れる

意識したくないし、比べたくない。

持ちたくない劣等感が僕を包みこむ。

人と比べなくていいのに

全部が一番でなくてもいいのに

みんな凸凹があって
得意なものと不得意なものがあるのに

僕が出来ないことに目を向けてしまう。

フリースクールに入っても
それはあった

むっちゃかっこいい子や

楽器ができる子

英会話ができる子・・・

敵わないが

でも、それ以外の魅力をつければいいんだって思えた。

フリースクールではでは人間の魅力の幅が広い

見た目はもちろん

音楽や物作り

人とのコミュニケーション能力

揺るぎない信念を持っている。

とっても優しい。

面白い

ある分野についてものすごく知識を持っている・・・

比べる幅が広すぎる。

比べれない。

そうだ比べなくていいんだ。

僕が好きなことをしていれば、

僕の魅力になる、そう気づいた。

大人になり狭い世界にいると、比べる対象も幅も狭くなり

比べてしまい自信を失いそうになる。

そんな時、ふとフリースクールで
培った感覚がよぎる。

自信を失わなくてもいい。

比べなくてもいいい。

僕には僕にしかない魅力がある

他で輝かせればいいい。

そう思いながら仕事を頑張るのだ


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