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うつけ者のプラモデル製作記

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家人に隠れて作ってきた哀しきプラモデル製作の記録。
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2024年8月の記事一覧

「クイール」

「クイール」

バンダイナムコのスターウォーズのプラモデルに関しては久しく新製品はもちろん再販も中々掛からないという状況がこの数年続いている。
同社が常に品薄・売れ筋の「ガンプラ」の生産に追われてそれどころじゃあ無いだろうというのは理解はしている。
何せ自分は大学時代に一般教養で「経済学概論」を履修した事のある、「文学部卒の経済学マスター」であるから、企業の事情なんてのは百も承知。
只、「何かを作ってないと…」と

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さらば、我が青春の…④

さらば、我が青春の…④

パチンコを趣味としていた「パチンカス」だった当時、軍資金と目標ラインを共に¥4000に設定するという縛りを自分に課していた。
賭場が毎日開帳されている状態のパチンコで長く続けていく為には、大負けしない事が重要。だから追加投入は絶対しない事を心掛けていた。
更に負けない為に重要な事は欲張らない事。
ひとまずノルマに達成したら引き上げる。
「あそこで止めとけば良かった…」というのが一番つまらないし、只

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さらば、我が青春の…③

さらば、我が青春の…③

結婚によるコレクションの大処分命令を受けて、その後は当時もう一つの趣味であった「パチンコ」に興じるようなっていた。(勿論コレも家人には内緒の趣味。)
あれだけ、キレイさっぱりとコレクションを処分されるとまるで憑き物が落ちたように「収集」そのものに興味が無くなった。
「モノ」に愛着を持つなんて俗物だ。
全てが無くなった時の喪失感をまた味わうくらいなら「モノ」なんていらぬ!
聖帝サウザーの気持ちがある

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さらば、我が青春の…②

さらば、我が青春の…②

「結婚」によりコレクションの処分を連れ合いから命じられ、S.I.Cと合わせて泣く泣く手放したのがスター・ウォーズの「ベーシック・フィギュア」だった。

スター・ウォーズとの最初の出会いは幼少期。
断片的に覚えているのはキャラクターの描かれたコカコーラの王冠とC-3POのソフビ。
(自分は幼稚園にあがる前。これらは自分の最初期の記憶の一つなのだ。)
ep4は日本公開に当たって玩具業界に限らず鳴物入り

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さらば、我が青春の…①

さらば、我が青春の…①

人生には入学、卒業、就職など様々な「ライフイベント」がある。
そこでは様々な出会いや別れが発生する。
自分にとってのソレは「結婚」。
そして、そこで生じたのはコレクションとの「別離」であった。

社会に出て、自分で収入を得るようになると自由に出来る資金が圧倒的に増える。
自分はフィギュアのコレクションにそれを費やした。
主に集めていたのはDVDとバンダイの「S.I.C(スーパーイマジネイティブ超合

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