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親子でワーケーション@京都に参加してゲストハウスの魅力を再発見!

母親アップデートコミュニティ(HUC)のバーディーこと田畑あかねです。

旅をしながら仕事もする「ワーケーション(ワークとバケーションを組み合わせた造語)」は聞いたことがある方が多いかもしれませんが、このたび、HUCメンバー4人で、"みんなで"ワーケーションをする「コワーケーション(Co-workation)」を体験してきました。

京都でCo-workationイベントを定期開催されている、京都ワーケーション協議会が主催する「2泊3日・親子ワーケーション〜京都で全国のママとつながろう〜 #2」に参加したレポートをお届けします。

イベント概要はこちらです↓

イベントに参加したきっかけ(自分目線)

私が、今回の親子ワーケーションのイベントを知ったきっかけは、子連れワーケーションの超エキスパート(と密かに尊敬している)今村茜さんとの出会いがきっかけでした。今村さんは、「ライフステージにあわせて、誰もが、どこでも自由に働ける社会の実現」を目指す毎日新聞の新プロジェクト NextStyleLab を主宰し、Facebookグループ「親子ワーケーション部」も運営されていらっしゃいます。そんな今村さんがモデレーターを努めるclubhouseのroomを聞いて、「子どもの意思を尊重しながらも、子連れ旅も仕事もあきらめていない人なんだなぁ」というインパクトが私の中に残っていました。

そんな今村さんに触発され、「私も、もっと堂々と子連れで旅をしながら、いつでもどこでも仕事したい!」という欲が高まっていたところに、今回のイベントの情報が飛び込んできたのです。もちろん、参加は即決でした!

なぜ、色々な場所で働きたいと思っているかというと、原体験は国内線CA時代に全国のローカル拠点を中心に毎月10泊以上していたことかもしれません。当時から、日本全国の色々な街歩きが好きで、ステイ先のホテルの周辺の穴場スポットや、個性豊かなお店を探索することに喜びを感じていました。

イベントに参加したきっかけ(子ども目線)

子どもにとって、普段出会うことのない大人や、異年齢の子ども同士で交流できることは、認知しうる世界が広がるチャンス。今回は「みんなでワーケーション」と聞いて、子連れで参加することに迷いはありませんでした。

6歳の息子には「ママのお仕事に一緒に来る?いちご狩りもできるんだって!近くに鉄道博物館もあるよ!」とプレゼンをしたところ、「だったら行く。」と同意を得ました^^

↑初日のワーケーションプログラムに参加前のフリータイムにて。京都鉄道博物館ではちょうど鬼滅の刃のコラボイベント中。無限列車にも乗れて大満足でした。

親子ワーケーション1日目

初日の午後、今回の滞在先であるゲストハウス FUJITAYA BnB に到着。個室も共用スペースも広くて子連れには本当に嬉しいお宿です。床暖房も気持ちいいです。

息子はというと、オリエンテーションが始まったときは、まだ他の子どもたちと馴染めず、1人でゲームをしてしまっていました。かなり人見知りなのです。親としては、参加者の皆さんや他の子どもたちと仲良くなれるか不安だったのですが、1時間ほどで、自主的に他のお友達を遊びに誘うようになったり、めちゃくちゃ打ち解けて感動しました。

その後、みんなで銭湯に行きました。

お宿に家族風呂もあったのですが、裸のつきあいで一気に距離が縮まります!

実は、我々HUCメンバーは4人とも銭湯ビギナーすぎて、石鹸もシャンプーも持たずに浴室に来てしまいました。唯一、洗顔フォームを持っているメンバーが1人だけいたので、「みんなでこの1本で、大事なとこだけ洗おー!」と話していると、同行の参加者の方が快くボディーシャンプーをシェアしてくださり救われました!

ゲストハウスに戻ったら、待ちに待った夕食の時間です。

カンパーイ!

その後、

あれ?息子はどこかなと思ったら、、、

いた。

遠くで、誰かと話してた!

ママにべったりタイプの息子もアップデート!!!

みんな誰の子かわからないくらい、打ち解けていて、まるで拡張家族みたいだなあとほっこり。アットホームな共用スペースがあるゲストハウスならではの交流を楽しむことができました。

みんなで食べると、おいしいね。

大人は、他のゲストさんとの交流もとても貴重な時間でした。コロナ禍で「要件のみ」の仕事のコミュニケーションが増えている中、ゆるやかな雑談から新しい仕事のヒントを得たり、異業種の情報収集ができたこともよかったです。


親子ワーケーション2日目

仕事タイム。

ママが仕事をする姿を見る機会、あまりないよね。
何か感じてもらえたかな?

この日は、シンガーソングライターの川野 航(かわの わたる)さんが、音楽ワークショップをしながら、子どもたちの見守りをしてくださいました。

大人は安心して(我が子を程よくほったらかし状態でw)仕事、仕事。

中庭でも遊んでいただきました。息子は、この時の鬼ごっこがとても楽しかったそうです。

私は、この日は、打ち合わせの予定が盛りだくさんで、朝から東京とオンラインMTGが1件(90分)、お昼のイベント登壇が1件(60分)、午後もオンラインMTGが1件(90分)あったのですが、おかげさまでとても集中することができました。

仕事がひと段落して、ホッと一息入れようかと共用スペースに戻ると、なんと、子どもたちからお手紙を渡されるというプチセレモニーが!

あまりの嬉しさで、涙をグッとこらえて・・・我が子だけでなく、他の子どもたちにも、ギューっとハグしてしまいました。

親子ワーケーション3日目

この日は、みんなで朝からいちご狩りへ。
ちょうど移動時間に、私はHUCの広報ミーティングの予定があったため、一足お先に現地近くのレトロな喫茶店に移動して、東京、千葉、静岡、岐阜のメンバーとZoomで繋がりました。

ところが、Wi-Fi環境がよくなく、スマホのテザリングに切り替えたものの、かなりこちらの声が途切れると言われ、やむおえず、メッセンジャーのグループ通話に切り替えて簡単な打ち合わせを行いました。ワーケーション先でのWi-Fi環境はとても大事ですね!

そして、いちご狩りをするために、ロックファームさんへ移動。


到着すると、そこには、一面の立派なネギ畑が!
京都の九条ネギが、空に向かって元気に突き出ていました。

そして、全員到着。

九条ネギは、緑の部分が多いのが特徴。ここから、全国の飲食店などにも運ばれているそうです。

そして、いちごハウスに移動して、摘み方を教えていただきました。


品種は、おいCベリー、章姫、紅ほっぺ。
贅沢な食べ比べをしながら、みずみずしいいちごに舌鼓♡

子どもたちからも「美味しい〜」「こっちは甘いよ〜」「でっかいイチゴ発見〜」などなど声が上がっていました^^

大人は、また少しだけ仕事。

畑のど真ん中で仕事したのは初めてです!

Voicyでも現地レポートを放送中

今回のワーケーションの様子は、ボイスメディアVoicy「母親アップデートラジオ」でも放送しました。アーカイブも聴けますので、ぜひ臨場感あふれるレポートを耳からもお楽しみください!

息子(6歳)のリアルな感想

帰路の新幹線の中で、
今回のワーケーションの感想を息子に聞いてみました。

・銭湯が楽しかった
・子ども同士で遊んだのが楽しかった
・大人のお兄さんが鬼ごっこしてくれたのが楽しかった
・お布団がふかふかで気持ちよかった
・いちご狩りが楽しかった

あれ?私と2人で鉄道博物館で無限列車に乗れた思い出より、みんなと過ごしたことが印象に残ったんだね。

人と仲良くなるまでに時間がかかるタイプの息子でしたが、今回のワーケーションを通じて、異年齢のお友達と遊びながら自己成長できたのではないかと思います。年下の子とモノの取り合いで悔しい思いをしつつも感情をコントロールしてお兄さんらしい振る舞いができたり、年上の子に一緒に遊ぶ提案をしながらも逆に色々なことを教えてもらっていたようで微笑ましかったです。

自分の価値観を再発見できる旅

私自身も、本当に好きなことや諦めたくないことなど、自分の価値観を再発見できる旅になりました。コロナ禍で、コミュニティメンバーとのオンライン交流は頻繁に参加の機会があるものの、全く"はじめましての方"に出会い交流する機会がこの1年ほぼありませんでした。人とのリアルな出会いや交流は、心を豊かにしてくれるなと、今回の旅で改めて実感しています。

SPECIAL THANKS!!!

主催の、京都ワーケーション協議会 発起人の細川 哲星 さん、藤田 勝光 さん(ゲストハウスFUJITAYABnB )、細やかにフォローいいただいた親子ワーケーション部の 今村 茜 さん、 音楽ワークショップ(の枠を超えた圧倒的なサポートまで) 担当してくださった 川野 航 さん、感動的な瞬間ばかりカメラに収めてくださった 野田 恭平 さんをはじめ、ご一緒いただいた皆さん本当にありがとうございました。

HUCでは、今後も親子ワーケーションを企画中

HUCでは、子どもと一緒にワーケーションしようというツアーを2年前から行っています。2019年は各地のメンバーを訪ねながら、飛騨高山、南房総、シンガポールでワーケーションを行いました。
2021年は、広島県福山市へ行きたいなと、中四国支部のメンバーのろこちゃんと話しています。

これからも、色々な地域で、他団体/企業/行政などとも関わりあいながら、母親をアップデートしていきたいと思います。これをお読みの皆様とも、おすすめの滞在先や、仕事も旅も楽しむヒントなど、色々な情報交換をさせていただければ嬉しいです。

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