見出し画像

酒造り40歳見習いlog.-初日-

干杯!

酒造りを学ぶべく、今日から日本酒の酒蔵で働かせていただくことになり
した。他の仕事もしつつなので毎日ではないのですが、やるからにはしっかりと働き、精一杯学習していくつもりです。

酒蔵で働く経緯はこちらにまとめています。

今感じることは今しかありません。これも記録しておきたく、始めます。年齢なんて関係ないのだ!という思いですが、この発言自体がおじさんですね(苦笑)

毎度そんな長く綴ることはないと思いますが、週1くらいは更新したいと思います。

勤務初日。担当した作業内容は

新しい環境で働くというのは、いつでも緊張するもの。久しぶりな感覚でした。

行きのコンビニでメモ用のノートを購入。ポケットサイズ。いつでも書けるように、と。なんだか初めて飲食業界に入ったときのことを思い出しました。

まぁ、ほとんど現場では使わなかったです。なぜなら、そんな余裕がありませんでした(笑)

教えてもらったことを覚えることに精一杯でした。目の前で行っている作業がどんな目的によって行われているのか、というところまで気がいかず、とにかく慌てて変なミスを起こさないようにしようと必死な感じ。

初日を終えてみての結論。腰がやばい(笑)

僕が主に携わったのは麹に関する工程でした。

・床作業(引き込み、切り返し)
・仲仕事
・先輩蔵人さんたちの細々としたサポート
・掃除

引き込みは蒸した米を麹室に持っていく作業。

切り返しは蒸し米の塊をほぐしていく作業。

仲(なか)は、麹が繁殖して温度が高まった状態の米をまた混ぜて温度を調整する作業。

というわけで、僕は今日多くの時間を麹室で過ごしました。

麹は麹室(むろ)という特別な隔離された場所で管理を行うのですが、室温が高いんです。そこで、もちっとした米をほぐしていくのですが、これが結構力を使う!体勢も中腰なので、かなりきます(笑)

気づけば、汗まみれ!

って、作業しているときは気づかなかったのですが、ムロから外に出たときにズボンやシャツが全部汗まみれになっていて「こんなに汗かいてたの!?」と驚きました。

実際に、ちょっと汚い話ですがトイレに全然いかない。水分が汗で蒸発しているからでしょうか?関連性はわかりませんが。。

初日、働いてみて感じたこと。

ある程度の大変さは覚悟していました。でも、やはりいざ体感してみると想像以上!

まず、すぐに喉がカラカラ!水分補給、大事。

身体は全身を酷使します。そのせいか、既に筋肉痛が起きてます。(二日後じゃないのでまだまだ若いってことでいいですか?)

初日で音を上げる人は少なくないのだとか。うん、まぁ、わかります。

作業としてみたら辛いのかもしれない。でも、全て意味のある作業。

まだ作業の意味や目的を全て理解するまでの余裕はないけど、今シーズンが終わる頃に理解できていればいいかなと思っています。早く覚えて、理解しながら働きたい!

ワインのぶどう畑での経験もしておいて良かったなと思いました。酒造りって本当にひとつひとつの小さな積み重ねなんだな、ということ。飲んだら秒で無くなりますが、それができるまでには膨大な作業量を経て完成しています。それを体感できること自体が、自分の人生において大切なことに感じます。

メンバーの方々もみんな優しかったのは救いです。「来週、蔵で歓迎会しましょう!」って言ってくれたのが一番嬉しかったですね。楽しみがまたひとつ増えました(笑)

酒蔵の仕事を終えたあと、別仕事もあったので、バタバタとした1日。でも、いつもより捗って、自分のエンジンが回転し始めたような感覚を得ています。日本酒の香り浴びまくったり麹菌と戯れたからかも?

次回は水曜日!また頑張ります!

仕事後の空が綺麗すぎました!加油!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

主に中国酒にまつわる活動に充てさせていただきます。具体的には中国酒関連のイベント開催費や中国酒の研究費、現地への旅費、YouTubeの制作費用などです。お力添えを頂けたら嬉しいです!干杯!