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日本酒蔵人に挑戦します。

昨日のnoteに書いたのですが、先週、日本酒の酒蔵さんへ訪問しました。


理由は、蔵人の面接です。結論から申し上げますと、来シーズンから蔵人見習いとして働かせて頂くことになりました。


なぜ蔵人か?それは、僕の目標のためです。YouTubeライブではたまに話していたのですが・・・僕の目標。それはいつか日本で黄酒を醸造して、販売することです。

本来は、無言実行でもう造ってしまってバーン!と世の中に出せたらカッコいいなと思っていてあまり言ってこなかったのですが・・・まだまだ1合目にも行ってない時点ではありますが公言することにしました。

僕は本当に弱い人間で、目標があるからといってすんなりと前向きに進めるわけではありません。

実際、この目標を立てたのは5年ぐらい前だったと思います。僕が働いていた黒猫夜という中華料理店の全体MTで、発表しました。


「僕はいつか日本で黄酒を造ります!」


(どうせ誰も覚えちゃいないだろう 笑) 


紹興酒などの黄酒は、非常に面白い酒ではありますが、流通している銘柄が圧倒的に少ない。これでは、興味を持つ人がいても深掘りができなくて、すぐに飽きてしまう。ワインや日本酒、ビールは選べるから楽しいし、のめり込めると思うんです。

お店に立ちながら、ECサイトや卸営業で中国酒を販売しながら、僕は思いました。


「もう日本で造るしかないだろ!」



でも、どうしたらいいのか全くわからない。そして、酒を造るなんて、僕にとってはとても大きなことに思えて、


「自分なんかにできるわけない」


「どうせ失敗する」


ずっとそんな思いでいっぱいだったのです。だから、今まで明言できなかった。

でも、僕の周りには、やりたいことを実現し、日々頑張っている人たちがいます。羨むぐらいなら自分もそうなりたい。眺めるだけの人生はもう真っ平!

小さい頃から、やってみたいことに目を瞑ってきた人生です。だから20代で精神的に崩れて立ち上がれなくなったと思っているし、最近ようやく人生に対して前向きに感じている中で、折角生まれた自分の中の情熱を消したくないなと思っています。


燻っている炭が、轟々と燃え上がる炎になるように。


公言することで、自分もより動いていけるし、ケツを叩く意味で今noteを綴っています。

5年経ってこの時点というあたりが、自分の弱さを物語っているとも言えます。

会社を辞めて3年目。黄酒ブログやYouTube、中国酒サポートや黄酒の会などいろいろなことを始めたりして「そんないろんなことやってて大丈夫?」と言われます。

でもこれも一応僕の中では目標に繋がっています。いろんな面で収益化が実現すれば僕は中国へ行くことができたり、日本国内も動けるようになる。といっても、今はまだ全然実現できていなくて、むしろ苦しいのが正直なところ。自分は本当に稼ぐのが下手で不器用だなと思います・・・。

目標達成には、数年、いやもっとかかるかもしれません。いろんな方法があって、クラファン活用したり、OEMでお願いするなどなど。でも、どの道をいくにしても、酒造りの現場は見ておかなければならないなと。これは飲食店で働いて学んだこと。現場の人たちは、現場を知る人の言うことを受け入れてくれます。よりよいものを作っていくには最低限必要なことです。

にしても・・・こんな40歳にもなるおじさんを即決で採用してくれた酒蔵さんには本当に感謝しかありません。

本当は、仕事内容がラベル貼りのアルバイトだったんです。僕が希望していた酒造りとは関わりの弱い仕事内容でしたが、とりあえず応募してみました。

応募フォームには「酒造りを勉強したい」と添えたところ、ご担当の方から「ラベル貼りだと勉強にならないから良かったら来シーズン、造りの方で働いてみませんか?」と言って頂けたのです。言ってみるもんだなと思いました(笑)

他の仕事もあるのでフルタイムではありませんが、「やる気があるならいろんな工程が身につけられるように教える」と言って頂いてます。

自分の目標のためと言いましたが、もちろん仕事としてきっちり役目を果たして、恩返ししたいと思います。

挑戦は来シーズンの半年先になりますが、僕の中ではもう始まっています。準備のために、ちょっとやろうかなと思っていることがあります。

それはまた次回、綴ります。


最後に
先ほども書いた通り、大変お恥ずかしい話ですが・・・中国酒に関する活動ではまだまだ収益化ができておらず、YouTubeやブログなど全て自腹で運営しております。今後も、中国酒に関する情報発信や、イベント開催など行なったり、黄酒造りへの道のりなどもお伝えしていきますので1円でも100円でもサポートして頂けたらとてもとてもありがたいです。いいね!でももちろん嬉しいです!それらは全て、自分にとって燃えるための、前進するための"風"です。どうぞよろしくお願いいたします。

主に中国酒にまつわる活動に充てさせていただきます。具体的には中国酒関連のイベント開催費や中国酒の研究費、現地への旅費、YouTubeの制作費用などです。お力添えを頂けたら嬉しいです!干杯!