支援とメサイアコンプレックス
実際、臨床心理士を目指す人によくある間違いが、「人を助けたい」という気持ちに溺れてしまうことです。単純に「人を助けたい」という気持ちに溺れてしまうことです。単純に「人を助けてあげたい」という援助願望だけでは矛盾が生じ、行き詰ります。
この援助願望は「メサイア(救世主)コンプレックス」といって、人をほめてもらおうとしたりする、間違った姿勢につながりかねません。
実は助けた人に「あなたはすばらしい」と言ってもらうことで自尊感情を満たしたいだけで、救いたいのは他人ではなく自分だった