「ぽい」くらいが、ちょうどいいな。
昨夜は中秋の名月。
満月の周期も重なったことで、より一層特別な夜になりましたね。
昨年も満月だったので、中秋の名月=満月だと思い込んでいましたが、そういうわけではないようですね。
2年続けて満月だなんて、お月様もロマンチックですこと🌕
昨日は朝から、月に一度の催し物が大盛況でして、もう朝のうちから「今日は絶対無理しない、むしろ何もしない!」と心の中で決意していました。
食事も出来合いのものでさっくり済ませます。
なんとか気を紛らわせたくて、口に入る食べ物が多くなることもありますが、昨日はまさしくそれでした。
外が暗くなるにつれ、お腹の具合も暗くなり、あやうく旦那さんに弱音メッセージを送ってしまうところでした。
ふと窓の外を見ると、おっきくて濃い黄色の月とバチっと目が合いました。
思わず息を呑むほど美しくて、お腹の痛さもどこかに飛んでゆきました。
登りたての、あのなんとも力強く豪奢な月の様子が一番好きかも。
そんな月の素敵な魔力に染められて、その勢いのまま予定外のお月見だんごを作ることに。
おだんごといっても、作るのは私の好物すあまです。
上新粉とお砂糖という素材は変わらないので、よしとします。
材料を混ぜて、手でこねて丸めて、出来るだけ美しく並べます。
専用の飾り台は持っていないので、食パン型のお皿にクッキングペーパーを乗せたもので代用します。
完成。
9個、4個、2個という並べ方が正しいようです。
一番上の2個を乗せるのが意外と難しかった。
あとは、お団子はまん丸にするのではなく、ほんの少し潰すのが意味的に良いそうです。
丁寧な暮らしっぽい。
この「ぽい」が、今の私にすごく合っているようで、心地が良いんです。
追求しすぎると、心の余裕がなくなり、ムダが生まれますので、この程よいあきらめ具合がちょうど良いみたいです。
中秋の名月。
昨年は意気揚々と購入した望遠鏡を食い入るように覗きこみ、パンをかじりながら必死になって写真を撮っていたような気がします。
今年は、旦那さんが帰ってくるタイミングでザーッと雨が降ってきて、そのまま雲の後ろに隠れてしまったので、落ち着いてゆっくりとお月見をすることができませんでしたが、それまでにお月様にお供えして月のパワーがこもったはずのお月見すあまを2人でかじり、「ぽい」時間を過ごすことができました。
来年は、もう少しゆったりした時間を過ごせたらいいな。
すあま、うま。
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