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ハル〜叶わなかった夢の続き~
一人の熱血教師が出会った一人の生徒とそのクラスメートが作り上げていく何にも代えがたい思い出と絆。そんなハルに起こる様々な出来事を描くヒューマンドラマ。
ハル、本名は辻川春絵。彼女はいつも笑顔で周りを明るくするクラスのムードメーカーであった。しかし、そのような性格であるが故の人に気を遣い、我慢してしまう一面もあった。言い換えれば頑張り屋さんだったのかもしれない。人のことを気にかけて、いろんなこ
見えない引力と見えてくる底力 〜生徒と教師が切り拓く「成長」ロード〜
あなたの言う「真面目」って何?当たり前は真面目ではない
よく人を評して「真面目」と表現することがあるが、一体「真面目」の定義は何なんだろう。一生懸命に授業に取り組むことだろうか。清掃を誰よりも一生懸命行うことだろうか。大人の言うことをよく聞くことだろうか。
私の考える「真面目」は自分の気持ちに対して素直なことである。勉強したくない人が勉強しない。別に不真面目ではないし、みんなで使う教室の清掃を
見えない引力と見えてくる底力 〜生徒と教師が切り拓く「成長」ロード〜
継続できることこそ強さ
月並みではあるが、継続することの大切さに触れてみたいと思う。「継続は力なり」という誰しもが耳にしたことがある言葉がある。おそらく9割以上の生徒がこの言葉に疑いを持っていないと思う。そうであるにもかかわらず、自分の苦手なことに対して、継続して取り組めている人がどれくらいいるだろうか。私も含めてだが、人間は弱い生き物で、楽な方へ楽な方へ、面倒なことからは目を背けたいという思い
皆さんに問う 〜最近の学生スポーツ〜
このコロナ禍でテレビで学生スポーツを見て感じることがある。それは何かというと外国人留学生や外国にルーツがある選手、県外スポーツ留学生の台頭である。
私は古い人間だったのか、数年前までは留学生の活躍や出身県でない都道府県で活躍する外部選手を見て、違和感を感じていた。私と同じ考えを持っている人はむしろ多いのかもしれない。「東北のチームがなんで大阪人だらけなんだ?」「外国人が2人もいたら勝てる訳ない
大雪で再確認した人と人の繋がり
北陸に住む私は雪には慣れているつもりだったが、いざこれだけ降ると毎日苦労が絶えない。しかし、大変な状況だからこそ再確認できる出来事がたくさんある。ご近所さんとの共同作業、雪かきである。自分の所さえ雪がなくなればいいという考えは私のご近所さんからは微塵も感じない。みんなで使う道だからこそみんなで力を合わせて毎日のように雪かきをする。時に、雪にはまって動けない車をみんなで押したり、声を掛け合って回避
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自分の魅力探求は面白い 自分の魅力って何だろう。考えた事はあるだろうか。「あなたの魅力を10個あげてみてください」と言われて、すぐにあげることができるだろうか。学生に限らず、多くの人の答えが「NO」であることは経験上容易に想像がつく。しかし、それはその人が魅力的ではないということに等しいとは私は思わない。そこに日本人特有の照れや謙虚さが関係しているのかもしれない。または、たくさんある自分自身の魅力
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