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これからの「学び」のスタイルを応援する。そんなトーストマスターズクラブでありたい。

こんにちは。梅雨明けの待ち遠しい今日この頃。新型コロナウイルスの影響が再び大きくなりつつあり、不安も抱えながら、しかし前に踏み出して行かねばとモチベーションを維持する日々です。

私の所属するトーストマスターズクラブは、英語スピーチを主軸に、コミュニケーションやリーダーシップなど、様々な学びを提供する教育団体です。・・・そんなふうに説明してしまうと、とても堅苦しくなりますが、要するに社会人サークルであり、(全国数多あるトーストマスターズクラブの中でも鳥取は)和気藹々と学ぶ場として毎月1回例会を開催し、30人程度のメンバーで楽しく活動しています。

ところが、、、このコロナ禍です。
地方といえど、やっぱり30人集まること自体が、難しいご時世。ご職業や健康状態等の事情によっては、極力人と会わないようにせねばならないメンバーも。そのような中、私の所属するクラブでは、今流行りのZOOMというオンラインツールを利用し、「会場に来る」or「 ZOOMで参加する」の選択肢から選べる例会が可能になるような体制づくりを進めています。

もし
「トーストマスターズ例会を円滑に進めるZOOMを組み合わせたテクニック!」
のような、いわゆる教科書的な「ハウツー本」でもあったら、こんなに頭抱えなくて済むのでしょう。
しかし、残念ながらそんなハウツー本、この世に存在しないんですよね。そもそも全国数多あるトーストマスターズクラブと言っても、使っている会場設備や各メンバーさんが使えるデバイスやツール、リテラシーの面などを考えると、他クラブさんのやり方は参考にはなっても正解にはならないと思ってしまいます。

トーストマスターズは教育団体、「学びの場」であると申し上げましたが、そうは言ってもトーストマスターズは学校ではありませんし、先生という存在はありません。メンバー同士がスピーチを通じて学び合うスタイルが、トーストマスターズのやり方です。
そういう理由もあって、私たちのクラブが「会場に来る」or「 ZOOMで参加する」の選択肢から選べる例会をどのように作り上げるかは、メンバー同士の学び合いから創造していくのが筋だと思い、楽しく頭を抱えながら調べたり試したりしています。

日本に住んでいれば、ほぼ大多数の方が「学校」に通うという経験をします。学校は「先生」や「教科書」を使ったスタイルで学びが行われます。私はこれを全く否定しません。特に基本的なこと・訓練的なことは、そういうスタイルが効率的で効果的だと思っています。
けれども、それは様々なスタイルがある中の1つにすぎません。「先生&教科書」が全ての学びのスタイルではないということは、今のコロナ禍だからこそ私たちは自覚しなければならないのではないかと感じるのです。

今「学校に行けない」「これまでと違う」「やり方がわからない」ということで、多くの人が戸惑われているかと思います。
コロナによって学びの機会を失ったのではなく、むしろ新たな学びのスタイルを獲得するチャンスだと捉えることで、前向きに生きていける方がひとりでもおられたらいいなと思い、発信した次第です。
トーストマスターズクラブも、誰かの新たな学びを応援するクラブでありたいと私は願っています。

健康に気をつけつつ、素敵な日々をお過ごしください★

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