スタートアップの闇:女性起業家が直面する“見えない力関係”とは?,メルマガ - 2024/08/31
読者へのメッセージ(小話): 小学校や中学校の頃から「悩んでいるなんて誰にも言えなかった」という人はいると思います。小学校や中学校の時期において、悩みを言語化するのは確かに難しいことがあります。言葉の選び方や感情の表現が未熟であり、自分の内面を正確に伝えるスキルがまだ発達していない。そのような場合は、言葉以外の方法で感情や悩みを表現することもできます。信頼できる大人のサポートが不可欠ですが、歳が離れすぎてしまうと打ち明けることが難しいので、歳が離れすぎていないことも必要でそうなってくるとAIというのも悩みを打ち明ける1つの手段となります。
■今日のトピック
“女性起業家の半数がセクハラ被害” スタートアップ業界で何が。投資を行うためには資金が必要ですが、その資金の流れや影響力は、単に目に見える金額だけでなく、男女間に存在する「見えない力関係」も大きく影響していると私は考えます。お金をたくさん持っている、あるいは業界で影響力があるからといって、その人が必ずしも立場が上であるというわけではありません。また、スタートアップや新規事業が必ずしも劣っているわけでもありません。資本主義というシステムは、単純な「弱肉強食」や「絶対服従」の原理だけで片付けられるほど単純なものではなく、非常に複雑な構造を持っています。さらに、投資家自身が本当の意味で「投資」を理解しているかどうかについても疑問があります。もし彼らが投資の本質を理解していれば、「お嫁さんになってください」や「愛人関係になろう」といった発言は、普通は出てこないはずです。そのような発言は、スタートアップや起業の場で持ち出すべきではありません。「お嫁さんになってください」というのは結婚相談所へ行けばいいし「愛人関係になろう」というのは風俗でも行けばいい。私の主張は明確です。資本主義と投資は、単なる金銭的な力関係だけでなく、人間関係や倫理観に基づくものであり、その複雑さを理解しなければならないのです。
「サピエンス全史」の著者が警告するAIと情報の未来。「AIを使うことで多くの作業がコンピュータによって行われるようになり、人間は労働市場から排除され、多くの人々が経済的価値や政治的影響力を失い、“無用者階級”となるだろう」と述べています。しかし、私はこの無用者階級に属したとしても、人々が学問や自己啓発に励む可能性があると考えます。ただし、人が堕落するリスクも十分に存在します。さらに、無用者階級が現実となった場合、人間の幸福や自己実現がより重視される時代に移行する可能性があり、文学や芸術といった活動が新たな価値を持ち、社会的評価が変わることも考えられます。また、助け合いと共同学習の場が自然に整備されていくことも予想されますが、同時に、一部の人が堕落する可能性も否定できません。
Z世代を通して見える「社会に余裕がない」原因。現代社会に「余裕がない」と感じる原因について、Z世代を通して見えてくるものがあります。しかし、素朴な疑問として、社会に余裕がないのは本当に現代だけなのでしょうか。江戸時代や戦後の日本では、もっと社会に余裕がなかった可能性があります。私の考えでは、「賢い人が考えた正解や成功法以外は信じられていない」という点や、「自分の都合のいい欲望を満たしたい」という考えが広まると、社会は今以上に偏ってしまい、その結果、さまざまな問題が増えるのではないでしょうか。さらに、現代社会はより資本主義的な傾向が強く、メディアでの露出が増え、消費行動も活発になっています。そのため、お金を基準に「売れるか、売れないか」で物事が判断されやすくなっていると感じます。
「北極冒険家のもう一つの顔は、書店店主。「街の本屋さん」でも唯一置かないと決めている本とは?」という記事で考えることは…。
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