超HSP。超HSC（ひといちばい敏感な子供）だった私の本音と、役割分担。どっちの役がいい？

■お知らせ
・2021年、久々にリライトしましたので、一時的に公開しています。

・秋分を迎え、2019年のクリスマスに書いた記事を固定記事にしてみました。

Merry Christmas⭐今年のクリスマスが、もう少しで終わろうとしていますね。

今日は少し変わったお話をします。幼稚園の頃のエピソード。

写真を見る度に、「うわぁ」と今も鮮やな感情が蘇ります。

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HSC（ひといちばい敏感な子供）。どっちの役をしたい？

私は幼稚園児の頃、お遊戯会で「木」の役をしたかった。

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木の役は、なんと台詞が１つも無いの！しかも、後ろの方で木が描かれた段ボールを持つだけ。

私は「木」の役に手を挙げた。とても敏感で内向的な子（HSC）だったから、進んで手を挙げること自体が珍しかったけど、これは立候補しない訳にいかない。

結果、木の役、即決！

心の中で「やった～！」と叫ぶ。嬉しくて堪らなかった。

目立つ役をやりたい子たちが、じゃんけんで役を奪い合っている。

ひゃ～、そうか普通はそうなんだな～。かぶらなくて良いや、私は目立ちたくないのだ。

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実際、お遊戯会の練習が始まったときも快適だった。

「木」を持つことで、観客から顔を隠せることにも気付いた。最高！！

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だけど、その喜びは長くは続かなかった・・・。

「ダンス」のメンバーである〇〇ちゃんが、顔をくしゃくしゃにして泣いている。場がざわつく。

先生が私に近付いてくる。嫌な予感しかない。

先生「ゆりちゃん、〇〇ちゃんと変わってあげてくれない？お願い」

お友達「〇〇ちゃん、ダンス覚えきれないって！」

えええ・・・。

しかも、そのダンスはセクシーなものだった。

「ほんとうに、いやだ！！！」

私はハッキリ、そう思った。でも大人しくて真面目ちゃんの私は口にしない。

なぜなら〇〇ちゃんは、明らかにダンスに向いていなかったから。私よりも更に。

致し方ない。真面目だった私は真面目に踊った。

当時は言語化できていないけど、屈辱に似た何かを感じていた。

隣で「歌手になりたい」という夢を持つ女の子が堂々と踊る。よく似合ってる。

「そうそう、こういう人達だけ踊ればいいのに」と思う。そうしたら平和だ。

私は木の役が向いている。私は木の役が好きだ。私はこのダンスは嫌いだ！（そのダンスが駄目、とかではなく。ちゃんと〈私は〉って分かってる）

セクシーダンスの最中は、終始、罰ゲームでもさせられているようなうんざりした気分だったし、小学生になってからも後味が悪い思い出として残っていた。

そして私は大きくなり、生きていく過程で、度々「ダンス派」の人たちに「本当はダンスがしたいんでしょ？遠慮してないで舞台に立って！開放しなよ」と言われてきた。

私は気持ちを上手く伝えきれずに「うん、そうかも」と無理して「ダンス」を踊ったこともある。

だけどもやっぱり私は木の役が好きだった。確かに木は少数派かもしれないけど。ダンス派への否定とは違う。役割分担なのだ。

今、改めて自分に問いかける。

木の役と、セクシーダンス、どちらがしたいか？

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木の役！

あれれ、でも今ならセクシーダンスもちょっと楽しいかも。（体力と気力が有り余っている時にね）

大人になったHSP

大人になったHSPの私。

木の役だったら、マインドフルネス（瞑想）をしていたいな、ヨガのポーズを時々織り交ぜながら・・・なんて思いが膨みます。

ダンスも、血行が良くなるので気持ち良い。

子供の頃よりも20代の頃よりも、今の方が生きやすくなりました。「不快」を感じる幅が昔よりは狭くなったようです。

だけど必ずしも「セクシーダンス」のほうが「魂の開放」とは限りません。ずっと木でも本当に心地よい人もいます。

大人になった私達HSPは、

「木がいい」と言える勇気を持つ。
ダンスに楽しみを見出す。
全く別の役を打診する。
構成人数を変えてもらう。
じきに終わるものだからとりあえずこなす・・・

など、色々選択肢がありますよね。

無理なく、それぞれの個性を活かせる人生となるよう、セラピストは柔軟でありたいですね！

ちなみにあなたは「木」の役と「セクシーダンス」、どちらをやってみたいですか。もっと他の役がいいかもしれませんね☆

ー後日談ー

その後、夢の中で仲間が、ダンスなら踊りますよと立候補してくれました！時を超えてセクシー女神の降臨です。ありがとう。

何となく引っかかっている過去の出来事も、不思議な癒されかたを待っているかもしれませんね。

・実話のため、後日マガジン内に閉じさせていただきますね。
・コメント欄はお休みをいただいています🍀