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日本人にとって日本酒の意味とは!他のお酒とは異なる日本酒の神聖な地位について

新潟県のアンテナショップにて日本酒のイベントを開催していると友人からお声がけいただき、日本酒飲み比べをしてきました。久しぶりに飲んだ日本酒はとっても美味しくて大満足だったと同時に、日本酒の存在について気になったので調べてみることにしました。

1. 日本酒の起源

日本酒の原料は、お米と米麹、水です。お米の産地として有名なところには、かならず有名な日本酒もセットでありますが、その所以は言わずもがなというところでしょうか。

日本酒の期限は諸説あるようですが、稲作が伝わったとされているのは弥生時代で、今から2000年位前にさかのぼるようです。一言で言うと、日本人の生活様式に根ざした、伝統的なお酒ということが伺い知れます。

参照:https://www.sawanotsuru.co.jp/site/nihonshu-columm/knowledge/history-of-nihonshu/

2. 日本酒は各種儀礼の必需品

思い返すと、友人や家族、同僚と飲む際に登場する以外にも日本酒が重宝される場面がたくさんあります。冠婚葬祭などの人生における節目には必ず目にする機会があります。

実際、学生時代、結婚式場でバイトしていたときによく目にした酒樽での鏡開きには、日本酒の酒樽の蓋を叩き割り飲み交わすことで、新たな出発に幸福や健康を祈る、という意味が込められているそうです。

また、地域などの季節の行事やイベントや地鎮祭などで使用されたりと、私たちの生活に深く根ざしているので需要が尽きることはなさそうです。

3. 日本酒は日本人にとって神聖なお酒

何気なく飲んでいた日本酒について調べていくにつれて、歴史的文化的に日本酒はなくてはならない儀礼的な意味も持ち合わせていることを知り、奥が深いなと感じています。

もともと日本では、食の基本となる米で造られた酒が尊いものとして神様に供えられ、酒を介した儀礼、酒杯のやりとりを通じた麗しい文化が形成され、大事に継承されてきました。
神事の最後に行われる「直会」(なおらい)は、神様と共に飲酒し、共に神撰を食べることで神様に近づく儀礼です。
引用元:https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/culture/ceremony/ceremony03.html

4. まとめ

日本酒が重宝され、文化的に根付いている背景には、歴史的な背景があるのだと知り、その奥深さに圧倒されています。世界的にも日本のお酒の代名詞になっている「SAKE」の意味や歴史的な背景についてより深く知識を身につけ、今後も発信していきたいなと思います。


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