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物事の捉え方や解釈は仕事を通じて成長するからもっと仕事がしたくなる

こんばんは、池田拓史です。

中学・高校、大学へ進学して、期待を胸に社会人になってから仕事を通じてたくさん経験値を積んできました。

新卒法務マンとしてキャリアをスタートしてからは、伝わる日本語でメールを作成するために何度も書き直しをして自分が嫌になったり、法律という英語に次ぐ”外国語”を理解しマスターするために四苦八苦したりと苦労の連続でした。

これがキャリアを積んでいくと、何事もトラブルなく、出来ることだらけで、仕事が滞りなく不満もなく進めていけるようになるものだと信じてやみませんでした。

結論、今でも日々トラブルが発生したり、出来ないことがあったりと想定していた順風満帆な状態ではないのですが、ただ「仕事が面白い」と胸を張って言えることがとても嬉しいです。

1.「仕事」の捉え方

以前は、「仕事」と聞くと

・上司から指示されるもの(やらされるもの)
・失敗すると怒られるもの(嫌なもの)
・やらなくてはならないもの(義務的なもの)

という理解でした。

しかし、現在では、
・自分で考えて作り出すもの(創造力が発揮できる)
・挑戦しがいがあるもの(成長の糧になる)
・やりたくて仕方がないもの(面白い!)

と解釈できるようになってきました。

今までの自分の経験にはないことに挑戦して成長するためにする仕事には失敗はつきものですが、仕事を通じて成長することができることがとっても楽しいです。

2. 「面白い仕事」は存在しない

「どうやら面白い仕事というものは存在しないらしい。」
と周りの大人を観察しながら思ったことがあります。

実際、それは昔からの真理なようでイソップ寓話にもこんな逸話が残っています。

中世のとあるヨーロッパの町。
旅人がある町を歩いていると、
汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、
運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。
すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。

1人目は、
「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。
2人目は、
「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。
3人目は、
「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。

3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。
しかし、“動機”がまったく違います。

1人目は、
希望・夢・志などの使命感はまったくありません。
ただ言われたからやる。言われなければやらない。
ただ“レンガ”しか見ていません。
作業としての仕事、労役としか感じていません。
2人目は
“お金を稼ぐため”に否応なしに働いている。
“壁”しか見えていません。
「もっとお金になる仕事はないか」と頭の中はそれしかないでしょう。
3人目は、
「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」
という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。
100年以上先に完成する“大聖堂”建設のため、
仕事を“使命”と感じています。

参考:
https://www.central-engineering.jp/blog/laseek_20190418

その仕事そのものはただ仕事として存在しているだけで、その仕事を【自分がどういう前提で取り扱うのか】によって自分自身が感情も想いも全く変わるんだということを学びました。

3.「仕事を面白くする」のは自分

自分が「仕事が面白い」と思えるようになったのは、出来なかったことができるようになる喜びや自分にも出来るという確信が入るようになったからだと思います。同時に、次にくる未知のものに対しても「自分なら出来る」と考えることができるようになったことも大きいかもしれません。

当然ながら面白いこと、やりたいことばかりではありませんが、集中してやっていくうちに好きになるし、もっとやりたくなる感覚はある意味テレビゲームに似ていると思います。

4. まとめ

伝えたいことは、仕事を通じて自分次第で成長することができるし、自分を磨くことができるということです。

どんな捉え方をしても自由。ただ、自分自身がどんな解釈を選択するかによって自分の感情や行動は大きく影響されると教えてもらいました。

「無限大の可能性に挑戦し続ける」ということを人生のモットーとして掲げて日々楽しみながら仕事ができていることに幸せを感じながら今日も仕事を楽しくやっていきます。

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