サグ

人として、女として、母として ぼんやりと生きていたい

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最近の記事

【殴り書き】一歳半育児の呼吸

朝6:00に目が覚め重い身体を起こした瞬間に1歳児と目があったとき 「めちゃくちゃかわいい人がいる、きゅん」そして「今日は終わったな」と思う 夫と娘を見送るまでに朝ごはんを作り、食べさせ、その間も抱っこ請求があるので、ほぼ間違いなく、化粧はできず朝ごはんを味わうこともできない確定だ 焼きたてのバタートーストも横取りされて、ぐちゃっとなったやつを食べることになるだろう。でもそんなことはもはやどうでもいい 抱っこして機嫌をとりながらでは、化粧も洗い物も洗濯処理も片付けも掃除も

    • 感受性引っぱたいて

      生活の忙しさに麻痺してしまえば ちょっとした苦しみなどに身を任せてしまえば 日々の言葉を選ばず惰性で発すれば いくらか楽なのかもしれず でも それで元来の自分から乖離していくのが怖くて 慣れないように慣れないように 新しさを発見する感じを失わないように 見つけた些細なものを大事に手の中で愛でるイメージを持って 簡単に手放してたまるかと食いしばって 言葉への執着を諦めないように わたしは感受性を引っぱたきながら今生きている それを我が人生の灯火として

      • 本日の夫婦イライラ原因

        今夜は書き殴ってやる。 夫に「食器を洗ったスポンジは横のフックかけといてね、乾かしたいから」と言ったら、おそらく腹が立ったのであろう、そのあとの行動、物音がいつもの3割増しになり、そして極め付け、冷蔵庫から本日3本目のビールをプシュッと開けやがったのだった。 お前がイライラするのはお門違いだぞ!と私はビールを横目に思っている。そもそもだ、スポンジのことは今思いつきで言ったのではない、もう何ヶ月も前から思っていたのだ。夫の皿洗い後のスポンジはいつもシンクに寝そべっている。そ

        • 選択的専業主婦でおまっせ2_逃げ恥

          私はいま専業主婦をしています。 私の全細胞が専業主婦然としています。 会社を辞めたら、太陽がキラキラしてきれいだなと思った。目覚めてからの時間が大好きになった。自分の、自分による、自分のための1日が始まる実感がある。 もちろん最初からそんなんだったわけではない。仕事人間から一線を退いた当初はまぁ〜疲れ果てていた。幼稚園のお迎えまではリビングでぐったりと寝そべって、録りためた『逃げ恥』の再放送をいっき見し心を癒した日々。平匡さんがみくりちゃんに提示する労働条件をガン見して「

        【殴り書き】一歳半育児の呼吸

          選択的専業主婦でおまっせ

          専業主婦となって2年と3ヶ月が経過した。 会社を辞めてからこっち、身体の細胞がほぼ入れ替わっているはずなので、私の全細胞が専業主婦然としているはずだ。 毎日料理をする余裕があるから食べるものが変わった。そうね、旬の野菜や魚などを特に食べたい。たぶんアラフォーだから。近隣のスーパーは4軒。お店ごとに肉、魚、野菜、加工品などの仕入れの特色があることが分かってきて、自分の台所への仕入れも楽しめるようになってきた。元々は料理が大の苦手です。めんどいから。でも、おいしいものを食べた

          選択的専業主婦でおまっせ

          もしも私がバイセクシャルだったら

          「人間ってもともと、1割が同性愛、3割が異性愛、残りの6割はバイセクシャルらしいで!」 夫がなんの根拠もない興味深い話をぶちこんできた。 ことの真偽はまじで知らんが、一般夫婦が自宅リビングでそれについて盛り上がるのは自由だ。そこで考えてみることにした。 もしも私がバイセクシャルで、同性である女性に恋をするとしたらどんな相手を選ぶのだろう。 実は私は幼いころからちょっと男っぽいところがあった。9歳のとき初めて行った美容室でショートカットの刈り上げにしたときにとてもしっくり

          もしも私がバイセクシャルだったら

          もったいねぇな。

          子の頭頂部の匂いを嗅ぎながら、ずっしりとした重みを胴体で受けながら、 ロッキングチェアを揺らす私は (はやく寝ろ〜い まーだかな〜 まーだかな〜) と思っている。 もったいねぇな。

          もったいねぇな。

          むすめ。

          1番かわいい、不思議の存在。 毎夜 君の頬や手のひらの匂いから、 今日の冒険はどんなだったかなって。

          むすめ。

          服も髪型もダサい姉が、一流の美容師である件

          私の姉は美容師です。 「人の印象は髪型できまる」と言い張る姉はしかし、自分の見た目には頓着がない。 美容師のくせにだ。いつもおじさんのようなショートスタイル。切ってくれる人がいないから近所の美容室にいくとこうなるという。姉が美容師であることは、見た目にはわからないだろう。  服装はさらにひどい。いつも母や私から服をもらい、無造作にそれを着ている。いつか私がコートを新調したときなどは、 姉「7万!?それが??そんなん買うなんて信じられへん」 私「でも長持ちするしな。10

          服も髪型もダサい姉が、一流の美容師である件

          眠れない理由。

          夜中に目が覚めて、再入眠できない。 ああこんなときはだいたい、今日やり終えなかった仕事のことが気になったときだと決めつけて悶々としたが、ちがった。情けないことに自分は自分が眠れない理由さえ直感でわからないんだった。 脳内で紐解いていくと今日、近所のタイ人にしかめっ面で言われたこと。 「JAPANESE CRAZY・・・タイは楽しい。タイに帰りたい。タイではみんなニコニコして、こっちおいで、いっしょに飯食おう!といって笑って酒飲んで寝る。日本は違う、ご飯食べようといっても

          眠れない理由。