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本日の夫婦イライラ原因

今夜は書き殴ってやる。

夫に「食器を洗ったスポンジは横のフックかけといてね、乾かしたいから」と言ったら、おそらく腹が立ったのであろう、そのあとの行動、物音がいつもの3割増しになり、そして極め付け、冷蔵庫から本日3本目のビールをプシュッと開けやがったのだった。

お前がイライラするのはお門違いだぞ!と私はビールを横目に思っている。そもそもだ、スポンジのことは今思いつきで言ったのではない、もう何ヶ月も前から思っていたのだ。夫の皿洗い後のスポンジはいつもシンクに寝そべっている。それでは、水が切れずにたっぷりの水分を含んだままのスポンジがそのまま朝を迎えてしまう。水回りで水を逃さないのは不衛生だ。風水の話をしているのではない、物理の話をしている。

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我が家では家事は夫婦で共に取り組んでいる。その中で、得意不得意はある。衛生状態を保つという意識は私が高く、料理を少しでも美味しく食べるという意識は夫が高い。いかにも、マイナスを作りたくない私と、プラスを積み上げたい夫。料理が美味しいのはそれはそれは有難いことだ。でもな、スポンジが水ダボダボなのと、鍋の裏が汚れたまま仕舞われたなら、私に取っては美味しい料理も美味しくないのだ。

「そう思うのなら、お前がやれよ」
これは夫の家事に口出ししたときに幾度となく言われてきた言葉。私の「フライパンは裏までちゃんと洗え」という言葉を嫌がるがあまりに、自分専用のフライパンを買って床下にしまってあるほどの男だ。少し頭おかしいところが自慢の夫だ。スポンジについては、ずっと我慢していたし、時には風呂上がりの私の聖なる手でスポンジをかけてあげたことも事実、ある。その溜まっていた気持ちを、優しめに吐き出したのが今夜なだけだ。だのになんだ、その態度は。君よ、いつも、最後に、スポンジを、かけさえすればいいのだ。


神経質だと思われてもいい。でも一人でも気持ちをわかってくれる人がいたら嬉しい。

そんな1日を終え、私は、今夜も世界の平和を祈っている。

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