感受性引っぱたいて
生活の忙しさに麻痺してしまえば
ちょっとした苦しみなどに身を任せてしまえば
日々の言葉を選ばず惰性で発すれば
いくらか楽なのかもしれず
でも
それで元来の自分から乖離していくのが怖くて
慣れないように慣れないように
新しさを発見する感じを失わないように
見つけた些細なものを大事に手の中で愛でるイメージを持って
簡単に手放してたまるかと食いしばって
言葉への執着を諦めないように
わたしは感受性を引っぱたきながら今生きている
それを我が人生の灯火として
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