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自分らしい生き方とか個性とか


よく一度きりの人生、「自分らしく生きたい」とか「人と同じじゃつまらない」「何か変わったことしたい」とかって言うけど、じゃあ実際何をすれば人と違くなるのか、普通じゃなくなるのか、正直答えはない気がする。
だって、自分の基準によって違うもん。

私の周りでありがちなのは、大体そういうことを考えてる人って海外留学とか起業とか、とりあえず違う文化に触れたり何かビジネスで新しいものをスタートしたいとか、人と違うことをやりだす輩が多い。

好きでやってるならいいんですよ全然。

だけど海外に行ったからといって日本で生まれ育った以上本質的なものが変わるわけないし、もうこれ以上新しいものやサービスは必要ない。私からすると、ただの就活に有利なエピソード作りや肩書きのためだろって思っている。
これらは行動や経験という形で具現化されているから他人から評価されやすいし分かりやすいけれど、評価とか必要ない世界でも果たして同じようにやるのだろうか?まあこれはちょっと偏見もあるかな。

私が考える自分らしい生き方とか個性って、「思考力」や「想像力」っていうのかな、自分の考え方によって繰り広げられる世界観だと思うんだよね。

人によって性格も考え方も捉え方も違うから、個性が生まれるわけで。

しかも、性格とか考え方っていうのは、ある意味自分そのもの、消えないものなわけですよ。
全てを失った時に最後に残るのも、信じられるのも、自分自体なわけですよ。

だから、自分の考え方や想像力は大事なわけ。

変な話だけど、「SFファンタジーの中で生きる」とか「あの映画の世界観の中で生きる」ことって、可能だと思うのですよ。考え方次第で。

私はドラマや映画の中の世界やファンタジー、空想の世界にすっごく感情移入して憧れるタイプでして。

音楽を聴くとその世界に惹き込まれる感覚と似ている。
嵐のlove so sweetを流せば恋が始まったような気になるとか、踊る大捜査線のopを流せばシリアスな気になるあの感覚。

ああいう主人公みたいになりたいなぁと思ったなら、主人公みたいに生きれば良い。

実際ありえないし存在しないものでも、その世界観やバイブスに沿って生きれば、または思い込めば、なんか人生色々面白くなるのではないか?と中学生の時から考えていた。

例え死んだ魚の目をしたデブでブスな女子でも、椎名林檎の目抜き通りを聴きながら銀座を歩けばちょっと自信持てるし、いいオンナになった気分になれるよ。

ちょっと仕事に疲れたら、ミスチルを聴けば仕事を頑張ってる主人公になった気分でちょっとは楽になれるよ。 

人間の理想や考えを具現化したのがドラマや映画作品、小説、ミュージックビデオですよね。なんなら実生活においても理想の世界観を具現化してみようじゃないか!と私は考えている。




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