採用コンサルタントK

採用が上手くいかない。 でも何をしたら良いか分からない。 そんなお悩みを解消します。

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最近の記事

平等と公平の違いを考察してみた

平等と公平の違いって判りますか? これは非常に難しい問題であり、 世の中は様々な場面において 不平不満であふれています。 この問題を解決するために 以下の3つの問いから 私なりの考察をしてみたいと思います。 Q1 以下の絵を見て、あなたならどうしますか? 野球観戦で身長の差がある人に対して どのような配慮が必要か考えてみてください。 Q2 誕生日ケーキを分けるとき、 公平にするにはどうすれば良いと思いますか? ケーキを分けるとき、誕生日のこどもと それ以外の兄弟や

    • 【逆説】静かな退職を生み出した原因は日本型の〇〇かもしれない

      静かな退職を選択してしまうのは 企業側に大部分の責任がある このように論じる方が一定数います。 最初、私はこの「静かな退職」問題を 従業員のエンゲージメント低下による 企業へ期待しなくなった従業員が起こした ムーブメントのように捉えていました。 しかし、前回の記事を書くにあたって 色々調べてみると何か違う気がしました。 この記事が好評だったこともあり、 私なりにもう少し違う角度から見て、 「静かな退職」を解説したいと思います。 前回の記事の中では 従業員エンゲージメ

      • 「静かな退職」を人事は防止できるのか?採用コンサルタントが多角的に検証します。

        4月1日、多くの企業で執り行われた入社式。 早朝からリクルートスーツ姿の新社会人が 街のあちこちで見かけられました。 初々しくも、将来を担う若者の姿に 私はつい目がいってしまったのですが、 一方で、早期離職が3人に一人の割合で 会社を去っていく現実があります。 直近の厚労省の発表では 大卒の3年以内の早期離職は31.2%と出ており 学歴によっても以下のような違いが出ています。 【学歴別の早期離職率】 中学 55.0% 高校 36.9% 短専 41.4% 大学 31.2%

        • 仕事選びの4つの軸を元に、採用活動を有利に進めよう!

          あなたの企業の採用には100万円の価値がある そう言われると、色々と思う所はないでしょうか? 労働人口の減少が騒がれている中、 企業側は若くて優秀な人材を求めています。 そのためにかける費用はどれくらいでしょうか? 一般論として、一人の新卒を採用するには 50万円~100万円かかるといわれています。 求人広告の費用にATS、採用の人件費もかけて 例えば1,000万円相当の経費をかけたのに、 最終的に入社したのはたった10人しかいない。 その内、3人は3年以内に辞め

        平等と公平の違いを考察してみた

          「会社選びの軸は何ですか?」は重要な質問です【新卒採用のテクニック】

          「就職活動において、あなたが企業を選ぶ  ポイントを教えてください。」 突然ですが、 あなたの会社の採用面接では この質問をしているでしょうか? 「普通に聞いているよ」 という企業もあれば、 「学生が答えるのに困るから聞かない」 という企業もあることでしょう。 私はとても重要な質問であると同時に 絶対に聞いて欲しい… そのように考えております。 なぜそう思うか?理由をお話する前に、 質問の意図から掘り下げて 説明したいと思います。 おそらく、多くの企業では 「当社の

          「会社選びの軸は何ですか?」は重要な質問です【新卒採用のテクニック】

          そんなに難しい?採用面接でバイアスを取り除く方法

          「採用におけるミスマッチが多い」 今も一昔前も3年で3割は離職する… というのは正しいようでデータでも明らかです。 あなたの会社では3年3割を下回っていますか? 新卒採用での離職率の高さは 解消しておきたい問題の一つだと思います。 離職の一つの理由として 「求職者の適正を見極められていない」 というものがあります。 「面接だけではわからないよ」 経験の長い面接官ほど、こう仰いますが、 私からお話しているのは 「個人の主観によるバイアスを抑制する  訓練をしてみま

          そんなに難しい?採用面接でバイアスを取り除く方法

          構造化面接、内定者面談に挑戦しよう!【採用の基本のキ⑩】

          内定辞退を防ぐ方法 ちょっと検索すればよく見かける記事ですが 私からも「採用の基本のキ」の最終章として 詳細にお伝えしたいと思います。 その前に早速ですが、質問です! 新卒の学生は、就職するか否かの判断を どの時点で行われているか知っていますか? 答えは「選考途中」です。 だからこそ、選考過程で求職者と最も関わる 採用面接は一番重要であると考えています。 そして、 その後、どのように誘導すれば 内定辞退を防ぐことが可能なのか? そんなお話をしていきたいと思います

          構造化面接、内定者面談に挑戦しよう!【採用の基本のキ⑩】

          選考段階で企業側が注意するべきこと【採用の基本のキ⑨】

          近年、採用人数が激減しているのはなぜか? やっと応募が一件入ったと思ったら、 選考途中で他社に決まって辞退される… このような苦い経験は採用の担当者なら 何度もご経験があると思います。 世間一般的には 労働人口の不足による人手不足 価値観・働き方の多様化 採用手法の高度化… こんな話を聞いても 誰も仕方がないと納得は出来ないと思います。 そこで私からご提案したいものは これさえやっておけば、応募~内定承諾まで 絶対安心という特効薬ではありませんが、 「少なくとも失

          選考段階で企業側が注意するべきこと【採用の基本のキ⑨】

          中途採用の集客媒体の基礎【採用の基本のキ⑧】

          2023年の人手不足倒産が260件で過去最多 このようなニュースが 世間で騒がれるようになった昨今、 働き手の不足が深刻な状況です。 2024年問題では トラックドライバーの人手不足の中 残業時間上限規制でモノが運べない とマスコミ報道を見た方も多いでしょう。 更に、2025年には 団塊世代(1947~1949年生まれ)が 75歳以上の後期高齢者となり、 他業種でも働き手不足の問題が表面化します。 人材獲得競争を勝ち抜けない企業には 倒産危機もあると言って過言ではあり

          中途採用の集客媒体の基礎【採用の基本のキ⑧】

          新卒採用の集客媒体の基礎【採用の基本のキ⑦】

          新卒担当の皆様、 早期選考の最中で忙しい時期に突入した頃 ではないかと思います。 繁忙期であるにも係らず、 この時期に採用の部署へ応援や人手不足で 異動してきた方はいませんか? もし、 基本的な知識を教えてとお困りの方は、 「採用の基本のキ」のリンク先を末尾に 掲載しておきます。 今回はシリーズの第7弾で 新卒採用における求人メディアや 採用の基本的なルール等、 「これだけは絶対に押さえて欲しい」 内容に厳選してお伝えしたいと思います。 1.新卒採用を行う企業の基本的

          新卒採用の集客媒体の基礎【採用の基本のキ⑦】

          求人媒体を探す前に重要なこと。何を、いつ、どうやって伝えるか?【採用の基本のキ⑥】

          広告の反応が悪い! 応募が全然来ない! 採用担当者である以上、 そのお悩みは尽きることがないでしょう。 ただし、 リクナビ・マイナビが…とか indeed Plusが…といった話ばかり 営業から提案を受けているなら 媒体の話をするのは ちょっと待ってください! その前に、 その広告に書かれている内容は、 また、御社の採用のホームページは、 求職者が求める情報が載っているのか? ここから見直した方が良いと思います。 私の記事はそんな基礎を知らない 採用でお悩みの方に

          求人媒体を探す前に重要なこと。何を、いつ、どうやって伝えるか?【採用の基本のキ⑥】

          採用のペルソナの作り方を分かり易く解説します!【採用の基本のキ⑤】

          『採用の基本のキ』シリーズの第5弾! 採用ペルソナの作り方をご紹介します。 前回までの記事を読んでない方は ぜひ過去の記事も読んでください。 今回は、採用の集客の工程において Whyがとても大切であることを ご紹介しました。 ①Why:何のために採用するのか? ②Who:誰に伝えるのか? ③What:何を伝えるのか? ④When:いつ伝えるのか? ⑤How:どのように伝えるのか? こちらの5つの内、今回は2番目の Whoについて詳しく解説をします。 Whyは知りたい

          採用のペルソナの作り方を分かり易く解説します!【採用の基本のキ⑤】

          採用の集客はHowではなく、Whyが大きく影響する【採用の基本のキ④】

          採用における悩みのNo1と言えば? 『求人広告を出したけど募集が来ない』 これが圧倒的に多いですね。 集客のフェーズに入るまでには 色々と準備が必要ですと過去3回で お伝えしてきました。 もしまだ読んでいない方は 先に過去の記事をご参照ください。 今回は誰でも一度は上手くいかず、 困った経験がある集客のお話をしますが、 早速、あなたに質問です。 集客が上手くいかない時、 一体何が足りていなかったのか? 検証したことはありますか? おそらく日々の業務が忙しくて 「

          採用の集客はHowではなく、Whyが大きく影響する【採用の基本のキ④】

          選考設計こそが採用活動の肝である【採用の基本のキ③】

          あなたの会社の採用活動において 選考プロセス設計という概念はありますでしょうか? (以下、「選考設計」と記載) 『もちろん、当然じゃないですか!』 そう思った方は内容を思い浮かべてみてください! ・どのような職種の人が何人必要か? ・求める人物像を求人広告に書いているか? ・求人広告は何を使うか? ・どんな選考のツールを使うか? ・面接は誰が担当するか? この中で間違っている点は一つもありません。 すべて大切なことです。 しかし、 これらを選考設計と呼んでいるようで

          選考設計こそが採用活動の肝である【採用の基本のキ③】

          採用するなら、自社に合う人の要件定義から始めよう【採用の基本のキ②】

          『高学歴の優秀層と出会えない』 近年、採用の現場では担当者から よく相談を受けることがあります。 求人メディアを使わなくなったから? 採用の早期選考が原因? 色々と言われていますよね。 私はこれに対して 『優秀層とは具体的にどのような人ですか?』 とお聞きするようにしています。 すると地頭の良さと言ってみたり、 コミュニケーションスキルといった ありきたりな解答が返ってきます。 求める人物像はどうして決めたらよいのか? どうしたら求める人材に出会えるのか? こうした

          採用するなら、自社に合う人の要件定義から始めよう【採用の基本のキ②】

          採用の基本は「歩留まり」の理解から始まる【採用の基本のキ①】

          『採用の担当に変わったのですが、  一体何から覚えたら良いのでしょうか?』 最近、このような相談をよく伺います。 最初に採用担当者となった新人へ あなたなら何から教えるでしょうか? スカウトメールの送り方? 面接の日程調整のやり方など 実務からでしょうか? 私は一番最初に教えることとして 「歩留まり」の理論から理解して頂くこと これを強くお勧めしています。 『歩留まり?何それ?』 とか、 『もっと重要なことが他にある!』 そう感じた方はぜひ最後まで 読んで頂きたいで

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