挑戦しやすい文化とは

挑戦しやすい文化を作りたい。
弊社の大事にしている価値観の一つに挑戦がある。
高い目標に挑戦することが大事なのだ。

ではその挑戦しやすい文化はどのように作るのがいいのだろう?
・そもそも挑戦とはなにか
・なぜ挑戦する必要があるのか
・挑戦をしないとどうなるのか
・挑戦しやすい文化を作るには 
の流れで書きながら整理をしていければと思う。

そもそも挑戦するとはなにか?
挑戦は戦いを挑む と書く
つまり戦うことを選択するということだ
では誰と、何と戦うのか。
戦いをする対象は人、企業、数字などあるだろう

例えば人で考えてみよう
自分と戦う、同僚と戦う、他社の人間と戦う、顧客と戦う
時間軸はどうだろう?
過去の自分と戦う、未来の顧客と戦う。

企業であれば、競合、市場
数字であれば過去の売上や目標数字が当たるだろう

では続いて、戦うとはなんだろう。
競うことかもしれない、勝つことかもしれない。
物理的に戦うことかもしれない。
己の強さを証明することといえるかも。

ここまでを整理すると、挑戦とは
対象があり、その対象に戦いを挑むということなのだと思われる。

ではなぜ挑戦することが必要なのだろうか?
一応社内的には、挑戦をすることで成長することができる。
それは個人としても事業としても。成長することができれば
顧客に対して貢献をする事ができるし、理念実現も近づく。ということになっている。

高い目標を掲げれば、自然とどうやって達成しよう、
どうにか達成しようという気持ちになる。
そうすると、達成のために、情報収集したり、対象のことを知ったり、
スキルを磨いたり、行動量を増やしたり、達成に向けた行動が増えてくる。

そうして、達成ができれば、より大きな成果が生まれるし、
挑戦したことで、自身の成長も期待できる。
仮に失敗したときはどうなるだろう?
失敗して仮にうまく行かなかったとしても、失敗した経験は得られるだろう。
高い目標を掲げる前によりは高い成果が出ているかもしれない。
挑戦する過程で自身の成長があったかもしれない。失敗してもいいことなのだ。ただここで、後半書きたいと思うが、うまく行かないことがある。
失敗を許容できないのだ。(自分、上司、会社が)一旦おいておこう。

では、逆に、挑戦をすることをしないとどうなるのか?
保守的な目標を立てる。もしくは目標を立てないなんてことも有るかもしれない。
そうすると成長や成果は鈍化する、あるいは、下がることも有るかもしれない。そうなってしまうと会社としては困る。なんで困るのかというと、支援をしてくれている株主や資産家や投資家に顔向けできない(社長が)
社長が困るから、取締役も困るし、部長も困るそうすると上司も困るし、みんな困るから、どうにか高い目標を掲げてくれとなる。

ただし、現場としては、高い目標を掲げて挑戦をしたく無い場合がある。
挑戦しようとすると疲れるし、コンフォートゾーンからパニックゾーンに行くン可能性もある。
目標未達だったときには、言及されたり評価が下がるかもしれない。
評価という形に見えなくても上司の印象が下がるかもしれない。
目標を高く掲げると一度上げたら下げにくく、ずっと追い続けることが苦痛になるかもしれない。

目標を上げても、給料が上がらないのであれば、楽な方を選択したがるのが人間だ。だから高い目標を掲げ、挑戦を作りやすい文化を作るためには、
挑戦しやすいことと、失敗したときのリスクを減らしたりする必要が有る。
逆に挑戦を強制することも必要かもしれない。
飴かムチかじゃないけれど、挑戦をし易いようにする必要がある。

では挑戦しやすい環境を作るために何をするべきか?
大きく
挑戦するメリットを増やすこと
挑戦をするデメリットを減らす
この2つの方向性がある。

挑戦をするメリットとは、
個人の成長、やりがい
インセンティブ
顧客貢献
等個人によって、求めることが違うかもしれない。
そもそも挑戦する過程が楽しいとか、
挑戦している自分が好きということもあるかもしれないので、
一概には言えないが、成長、インセンティブ、顧客貢献あたりは当てはまる人が多いかもしれない。

注意が必要なのは、
インセンティブの場合であれば、平等性や公平性だ。
横もあるし、過去もある。
同僚同士やおなじだけ頑張った人が同じだけ
過去であれば、過去の頑張りと今の頑張りが同じだけもらえるように
過去こうだったのに、今は違うという不満が出るリスクがある。
これは出てはいけないというよりは、出る可能性があるということを考慮に入れる必要があるということ

成長ややりがいであれば、やりがい搾取にならないように
他の成長手段と比較し、挑戦を選択してもらえるということが重要なのではないかと思う。

逆に、挑戦のデメリットを減らす方向性では
失敗したときのリスクを減らすのが大事だろう
失敗したときに、給与や評価が下がる
失敗した人を晒し上げたり、すると挑戦はしにくいだろう失敗した人を逆に褒めたり、称賛する文化を作るのも大事かもしれない。

とはいえ、挑戦しやすい文化を作るのは難しい。
失敗した人は失敗とレッテルが貼られる可能性がある。
そういう印象がつく。特にマネージャー以上のメンバーが、失敗したイメージを持つとメンバーもそういう認識になる。

外部から失敗は悪であるという文化で育った人が入社しても
文化がなくなるリスクは有るだろう。

文化を作るのは非常に難易である。





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