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島のおばちゃんは実はおばあちゃんだった話【ヘルパーさん日記4-②】

こんにちは、香川県丸亀市の離島さぬき広島にある「ほとり」でヘルパーをしていた楓香です。先日、3週間のヘルパー生活が終わりました。


島に3週間もいると、島の人たちと沢山お話しする機会がありました。
島の人とはいってもは、おじいちゃんやおばあちゃんなのですが。そんなおじいちゃん・おばあちゃんたちは、その長い人生で得たであろう知識と経験に基づいて私の質問になんでも答えてくれます。今回の記事では、その中で特に驚いたことを一つだけ紹介します。


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私が畑で作業をしている時に話しかけてくれたおばあちゃんのお話。

「ここには猪が出るんだよ~」、「こうするともっと発芽しやすいよ~」
「おばあちゃんの畑はここからここまでだよ」

と、お話をしゃがみながら10分位聞かせてくれたあと、

「おばあちゃんも、もう80歳超えてるから大変なのよ」

え?どう見てもおばあちゃんは80代には見えないんですけど。島にきて一番の驚き。
見た目も、しゃべり方も、そして足腰がしっかりしているので、おばあちゃんどころかおばちゃんに見えるんです(現にしゃがんで10分以上話していたし)。

これだけだと、「このおばあちゃんが凄いだけじゃん」と思ったりもしたのですが、とはいっても他にも「このおっちゃんそんな年なの?」と思う人ばかりなのです。ほんと若く見えます。

なんで島のおじいちゃんやおばあちゃんは若くみえるのだろう、、、?と思いますよね。
この件を、宿主の唐崎さんとも話し、最終的に私としては“「引退後」もやることがあるから”ではないかという結論に落ち着きました。

たとえば、島のおじいちゃんやおばあちゃんは毎日車に乗っている人が多いし、他にも犬の散歩に行ったり、港で佇んでみたり。

また私にだって、見かければ車を止めて話してくれたり、畑作業中で声をかけてくれたりと、、、
体を動かかすのはもちろん、誰かとコミュニケーションをとることでも人間は生き生きとするものですね!きっとこれが若さの秘訣!

私も島のおじいちゃん、おばあちゃんのような年の重ね方をしたいなぁ。(毎日を無為に過ごしてちゃダメですね笑)

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ここから少しだけまじめな話を、、、
滞在中に何度か島を出る用事があったのですが、さぬき広島から本土の丸亀市内まで船賃が往復1000円少しかかります。
(さぬき広島には1000円かかっても行く価値がありますよ!船に乗るのも新鮮で楽しいです)

さぬき広島にはお店が一つもないので、必要なものは船に乗って買いに行かなければなりません。

私が問題に感じたのは、この船賃について。島民と観光客(私のような一時的な滞在者も含め)の船賃が同額なのです。

皆さんはどのように感じましたか?私は島民専用の割引があると思っていました。

宿主さんも「この航路は島民にとっては本土の人にとって道路みたいなもの」と仰っていましたが、その通りですよね。船がなければ食品も買えませんし。

帰りの空港に向かう途中に少しだけ調べたのですが、丸亀市の塩飽諸島振興計画によると、さぬき広島の平成22年度の高齢化率は70%(現在はもう少し高いのかな?)。たとえば、高齢になればなるほど体の不調が増えますよね。さぬき広島には診療所しかないので、
大きい病院に通うことになってしまったらと考えると大きな負担です。

加えて、この国には離島振興法なるものがあるようで、、、

それは「人の往来及び生活に必要な物資等の輸送に要する費用の改善や、定住の促進等を目的としたもの」であるそうなのです。

島民の移動費がもう少し安くなると、定住の促進にもなるはず、なんてふと思いました。

ただ、私がこのnoteにこれを書くことによって何かが変わるわけではないし、きっとこれからも何かが大きく変わることはないかもしれません(そりゃ、変わることを祈ってますよ)。
でも、これを読んで「そうなのか」と知ってもらうことだけで私が書いた意味があるのかなと思います。

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最後は、少し重い内容になってしまいましたが、さぬき広島で沢山の経験をさせてもらって、毎日が濃すぎて本当にあっという間の3週間でした。種をまいた野菜が実をつけるころに、また行けたらいいなと思います。(このnoteを締めてしまったらヘルパー生活が終わってしまうので締めたくないですね(笑))

また会う日までお元気で。3週間ありがとうございました!!!

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かれこれ3週間近くお手伝いしてくれていたふうかちゃんとも今日にてお別れ。どうやら一年以上前から宿主のnoteを読んでくれていたようで、書き手の私としては実際にフォロワーさんとお話できたという意味でも嬉しい限りでした。

さて、ヘルパーさんには、石窯のレンガに書き置きをしてもらうようお願いしています。

内容を見てみると、この3週間畑作業、本棚整理、フレークづくりなど色々とありましたが、最終的に思い出は「ご飯」に落ち着いたようです。

また島に来てくれたときに「美味しい」って言ってもらえるよう、もう少しお料理もがんばってみます。

その頃には一緒に種を蒔いた唐辛子・香川本鷹が食べられるといいな、と一人考えているところです。

個人的にこの写真が一番気に入っています(宿主)

★ヘルパーさんは随時募集しております★

ご興味のある方は以下のnote記事をお読みくださいませ。4月3日より1週間、新しいヘルパーさんが来てくれる予定です。

★島旅農園「ほとり」のHP




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